トル猫 FX

FXを勉強しながらデイトレやスワップをやっています!投資初心者向けの記事を書いていて、なるべく分かりやすい言葉と、シンプルにスマホでも見やすい!を目標に作っています!トレード実践をやっていて皆さんの参考にしてもらえるように頑張ります!将来的には40代でのセミリタイアを目標にしています!

ドルトルコリラ7.0突破は時間の問題 コロナの影響は長引きそう

新型コロナウィルスの感染で療養していたイギリスのボリス・ジョンソン首相が入院したと報道があったことでポンドは乱高下しましたね。入院は症状が悪化し検査のためで集中治療室に入っていると報道がありました。

細心の警戒をしている一国のトップが感染している状況は国民にとっては不安でしかありませんよね。

先ほど日本も緊急事態宣言を発令し、これから新型コロナに対してますます規制を引き締めていく姿勢を見せました。イギリスのように、もし日本の安倍首相が感染の疑いなんか出てきたら経済的打撃は恐ろしいものになりそうですね。あの鉄壁のアベノマスクが防御してくれることを祈ります(;´∀`)

 

私が住む沖縄でも玉城知事が感染者と濃厚接触したと判明した時は『沖縄大丈夫かよ』と思いました。他の地域に比べて感染者が少ない事で気が緩んでいるんじゃないか!?と自分にも言い聞かせ手洗いを入念にしているトル猫です(; ・`д・´)田舎なんかで感染してしまうと絶対に特定されてしまい、あらぬ噂がたってしまうので本当に警戒しています。

 

トルコでも感染に歯止めが掛かりませんね。日に日に感染者数が増えています。トルコリラも下落基調で一時16円割れました。前回の記事がこちらです

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 何とか持ちこたえて欲しいところですが、トルコ事情があり厳しい見方が多いですね・・・

 トルコリラ成長記録61

2020/4月1日~4月7日

 

トルコ感染者数2万人突破

コロナコロナで疲弊していますが、トルコの方は深刻な状況になっています。

4/7時点での感染者数が3万人を突破しています。日に3千人を超える感染が判明していて、死者数が6百人を超えました。これまで65歳以上の外出禁止や休校などの軽い対応で対策していましたが、20歳以下の外出も禁止になったようです。マスクの着用も義務になったようで各家庭へのマスク配布の措置も行われます。

 

感染者の半分近くは大都市のイスタンブールで確認されており、市長がエルドアン大統領にロックダウンを申請しています。トルコは大統領に権力が集中し過ぎているため市長が都市部を封鎖したいと考えていてもそれを実行に移すことが出来ません。

 

そもそもエルドアン大統領はロックダウンをしてしまうと経済的な打撃が大きいと判断していて経済と国民を天秤にかけているようです。トルコ国内からも対応が遅すぎるなどの不満の声も多数出ているようで、今後の支持率に影響が出て来そうですね。

 

トルコでは以前に行われたイスタンブール市長選挙などでもひと悶着ありましたから、景気減速と国民の不満のダブルパンチを今後政府がどう対応するかで国内が荒れてしまいそうですね。

 

トルコは苦しい状態が続いていますが、何かしらの大規模な対策を打ち出してこの感染の拡大が一刻も早く収まる事を願っています。

 

トルコは利上げの選択をするのか

対円では一時的に16円割れを起こすなど深刻な下落が続くトルコリラですが、先週発表があったインフレ率の結果が更なる下落を招く可能性が出て来ました。

 

発表では11.86と前回よりは改善しているものの市場予想よりは悪い結果となっています。想定しているよりインフレが改善出来ていないという事になりますね。

これまで政策金利を連続で引き下げて来たトルコですが今の9.75%が重要な数値となりそうですね。

 

通貨防衛のために強烈に引き上げていた金利をインフレ率の改善で引き下げに納得してきた市場も次回の政策金利発表では【トルコの今後】として大きな動きが出て来そうですね。もし今の状況で利下げして場合ますます実質金利は下がる計算なのでトルコリラは大きく売られそうと予想しています。

 

最低でも据え置きでないと波乱の相場になるのではないかと警戒しています(;'∀')

ただエルドアン大統領は【金利の一桁台】にこだわりを持っていますのでトルコ中銀が顔色を見ながら判断しないか心配です。

 

次回の政策金利発表は

4月22日 20:00

 

今の相場環境からしてこれ以上トルコリラ離れが進んでしまうと最安値更新はあっという間になりそうですね。ドルトルコリラの方では7.0をターゲットにしてトルコリラ安が進行しています。

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ドルトルコリラ週足チャート

トルコリラ円ではドル円の上昇で助けられている感がありますね。なんとか16円台をキープしてくれれば落ち着きそうなんですが・・・

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トルコリラ円日足チャート

 トルコ中銀も防衛のために相当外貨準備を使っているようなので、突破された時のクラッシュに警戒しておきます。

 

ポジション

 

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ポジション

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口座残高

ランド円

安値更新が止まりませんね。ホントにどこまで下落するのでしょう・・・スワップも減少していて含み損解消までにはかなり時間がかかるでしょうね・・・数年単位で。

入金でカバーしてナンピンしていこうかなと考えています。今年の内に1枚でも買えればいいですが(;´∀`)

 

メキシコペソ円

新興国通貨は最安値ラッシュ継続中です。ランド円よりも優先して狙っている通貨ですけど、資金的に厳しいですね(;^ω^)年内で4円台で数枚買いたいですけど、米大統領選挙前には手が出せませんね。夏までには入金が追い付く計算なのでタイミング次第で狙っていきます。

 

中国人民元

他の通貨に比べて動きは少ないですね。私の枚数ではスワップが付かなくなってしまったので損切りも検討しています。夏頃までは様子を見ようと思います。

中国は落ち着きを見せてきたので上昇出来るか見ものです。トランプ大統領がウィルスの件でいちゃもんを付けなければいいのですが・・・

 

トルコリラ円

節目であった16円台も割って下落基調が続いていますね。トルコ国内の医療体制も心配ですし、どうなるんでしょう。人工呼吸器をかき集めているとの情報を見ましたが、これだけ感染者が増えているので人の移動に制限をかけて押さえこむ事が大事だと思うんでけどね。どうにも難しそうです。

このまま医療・経済に不安感が高まっていけばドルトルコリラ7.0突破は時間の問題かもしれませんね。

 

スワップ

前回 73115円

今回 73949円

 

+834円

 

週間の遂に900円台を割ってしまいましたね。

保有している通貨のほとんどのスワップが減少して厳しい状況です。あんまりネガティブに捉えすぎても良くないので貰えているだけで良しとしましょう(;´∀`)

ランド・メキシコペソもトルコリラに続いでスワップが下がって来ました。10円を切っているので値動きで利益をあげていかないといけませんね。と言っても今は我慢のスタンスでもうちょっと入金してからリスクを取っていきます。

 

最後に

4月に入ったので毎月している入金を完了しました。ただ今回は1万円の入金ではなく2万円の入金をしました。詳細は月間のまとめの方で書いています。

 

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 トルコリラ成長記録を始めて1年弱の間、毎月入金1万円を継続していましたがあまりにも急激に相場が動いてしまったためマイルールに若干の修正を加えました。

応急処置的な対応ですけど、円相場が更に下落した場合も追加で入金していきたいと考えています。数ヶ月様子を見て余分に入金した分を引き出すか検討したいと思います。

 

今まで経験したことの無い相場環境なので、落ち着きを取り戻すまでは無制限介入を続け最悪の結果である強制ロスカットは何としても阻止したいと思います。

 

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/

 

次の回

 

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最安値を更新し続ける新興国通貨 含み損が苦しい

ランド・メキシコペソは対ドル・円共に史上最安値を更新し軟調な値動きが続いています。トルコリラも同様に下落が進み、新興国通貨は苦しい状況になりましたね。

 ※最新の記事はこちらからチェックしてください。

トル猫 FX

世界経済の失速を起こした新型コロナの影響はこれからが正念場というところでしょか。新興国通貨を円に偏って投資しているトル猫です(;^ω^)

 

今回は3月の積立投資結果と爆裂に膨らんだ含み損について書いてまとめていこうと思います。前回はこちらです。

 

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 ブログまとめ2020

3月1日~3月31日

 

トルコリラスワップまとめ

今年の3月は記憶に残る3月となりました。投資を始めてこれだけ乱高下が続く相場は経験した事が無く、本当に世界がピンチになれば圧倒的にドルの需要が高まる事を思い知らされました。

 

ここ数年はドル円の動きも穏やかでリスクオフは円高!みたいに思っていましたが世界は絶対的にドル中心で円相場は日本に住んでいるから馴染みがあるだけなんだと身をもって認識できました。

良い経験が出来たと思っている反面、含み損には苦しんでいます(;^ω^)

 

さて3月の積立投資結果はこんな感じになりました。

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スワップ累計

2月 68920円

3月 73115円

 

3月のスワップ獲得

+4195円

 

各国が金利を引き下げている中でスワップの減少も目立ちますが、月間のスワップ獲得は2月より少し減っているくらいの結果となりました。

ただ3月はかなりの含み損をかかえる結果となっています。

 

強制ロスカットのピンチ

上の画像は3月末日の撮影で、この記事を書いているのは4月の1週目を終えたタイミングです。

現在の含み損はかなり膨らんでいます。

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強制ロスカットのピンチ

4月に入ってからも新興国通貨安の勢いは衰えず加速するばかりです。

もう余力もほとんど残っておらず、あと8万円程で強制ロスカットという最悪の結末になるかもしれません。とりあえず生き残ってはいますがかなり危険な状況に変わりありません。トレード結果は毎週火曜日に週間の結果を更新していますので良かったらこちらもご覧ください。

 

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コツコツと入金と積立を繰り返して1年が経過しましたが、順調に上値を更新し続けていたアメリカ全般の株式や2万円台で推移していた日経平均に踊らされていた自分がいた事に気づかされました。

 

反省点をあげればキリがありませんが主に

・ポジション積立のタイミングが早すぎた

・最安値更新を視野に入れていたつもりがどこかで(さすがに大丈夫ですだろ)と安易に考えていた

・ポジションが円に偏り過ぎていた

・スワップの減少を考慮していなかった

・景気の減速はまだまだ先だと心理的に強気だった

 

などなど、たくさんの反省する点があります。

10年以上かけて作り上げていくと言う目標がありながら、どこかで焦りや欲が強くなってしまっていました。改めて資金管理の大事さと【最悪の事態】を想定しながらトレードを進める事は重要だと感じましたね。

 

これからの対策

ハッキリ言って含み損が資金の〇%まで来たら損切りした方が良いのは重々承知しています。その方が相場を生き残る方法としては正論です。

損切りしてまたエントリーポイントを探す方が資金効率的に最善策ですし、お手本のトレードです。私はスワップ投資だけをしている訳ではないのでメイントレードでは損切りも行います。

今考えているのは、トルコリラ成長記録での対策になります。ブログを始めて1年弱継続出来ているので、今までのスタイルを変更したくはありません。

 

ただこの口座が強制ロスカットになってしまえば続ける事も出来なくなりますので、一時的に修正を加えるのは仕方がないと考えています。投資に回せる余剰資金もまだ確保出来ているので、応急処置的なパターンも用意しておきます。

 

・相場環境やコロナパニックが落ち着くまではポジション追加は控える

・証拠金が5万円を割ったら一時的に入金をする

・スワップが逆転したら数ヶ月様子を見て損切りする(今どこの証券会社さんもスワップの受け取りや支払いが不安定です。売り買いどちらでもマイナススワップになる事があります。)

・毎月1万円の入金を数ヶ月2~3万円にする(数週間の変動を見て対応する)

 

今考えているのはこんな感じです。主な対策としては入金して耐える事になります。

あとどのくらいの期間パニックが続くかわかりませんが【とりあえず耐える】選択をします。

 

ランド・メキシコペソは為替損益を狙う戦略で、トレードの回数を増やしていましたが資金的にそれも難しい展開になっています。現状としてこの両通貨は最安値を更新しているので正直ガツンと入金して買い増したい気持ちですが、他の口座でやったので控えたいと思います。

 

トルコリラ成長記録は生き残る事を最優先し継続するのがこれからの対策になります。

 

最も最悪のパターン

これは本当に極論だと思うのですが、現在の相場環境ではあり得るのかな・・・と頭に浮かぶことがあります。

高金利が魅力の新興国通貨ですが、これらの通貨が取引出来なかったり証券会社によって強制ロスカットされる事を考えた事がありますか?

 

通貨が消滅したり価値が無くなって強制ロスカットされるのではなく、国や証券会社の事情で取引出来なくなる場合があるようです。

 

アイスランドの通貨でアイスランドクローナと言う通貨が以前そのパターンになったみたいです。

アイスランド危機とは|金融経済用語集 - iFinance

 

もしこのような事態に陥ってしまったらアウトですね。しかし今の相場ではあり得ないとも言い切れません。

ランド・メキシコペソは最安値を更新し、トルコリラも最安値に向かっています。どの国もデフォルトの危機はあり得ると思っています。

 

スワップ投資で人気のある通貨ですが、何年も下落が続きほとんどの人が含み損を抱えていると思います。実際に私もトルコリラ成長記録以外のスワップ口座も含み損が大きいです。

 

『いつかは上昇する』と信じて持ち続けていますが、もしアイスランドショックのように保有している通貨が証券会社から姿を消したら・・・

考えただけでも寒気がしますね笑

 

そんな最悪のパターンも想定しながら資金を管理していかないといけませんね。そうならない事を強く願っていますが(あり得る)と頭に入れて置いて損はないでしょう。

 

最後に

取引している通貨がかつてない下落を記録し3月は混乱が続く日々でした。含み損が苦しくなっていますが入金でなんとか耐えたいと思います。

ほとんどの通貨が記録的な値動きを続ける数週間が訪れ、ボラティリティの感覚がマヒしているようにも感じます。特別な相場だと認識していますがこの環境がいつまで続くのか不安感が大きいです。

 

これから景気後退が予想されているので、そこからどうやって自分の資金を増やしていくのか考えていきたいです。

 

読んでくれた人ありがとうございました!爆上げこーい!

トルコの感染拡大が止まらない 政府は甘く見過ぎているのでは 

ドル円の爆上げからの下落に連動してトルコリラの値も17円台に入ったり割れたりと安定感の無い相場が続いていますね。新型コロナの経済対策として世界各国ではかなりの行動が取られていますが、感染者数が恐ろしく増えています。

 

私が住んでいる沖縄では感染者があまり出ていませんでしたが、東京の感染者数が増えると同時にチラホラと確認されてきました。自粛ムードに嫌気がさして動きたい気持ちはわかりますが(今は耐える時)なので国民全体でこの危機を乗り越えたいですね。不要不急の用事が無いため畑の周りをランニングする事にハマりだしたトル猫です(;^ω^)

 

前回の為替相場の流れとしてドル需要の落ち着きからの円高進行が怖いと書いていきましたが、週末から円が買われる展開になっていきましたね。

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 動きが週末にかけての下落だったので調整的な動きだったとは思うのですが、このまま円高が進行していくと強制ロスカットになる可能性があるので勘弁してほしいです。

後半でポジションや含み損の確認をしていきます。

 

 トルコリラ成長記録60

2020/3月25日~3月31日

 

爆発的な感染

感染が急速に広がるトルコは感染拡大の速度がイタリア並みで短期間で1万人を突破しました。これまでトルコはまだ感染者数が少ない状態で休校や65歳以上の外出禁止などの策を取って来ましたが、それ以降はほとんど感染防止策を行って来ませんでした。感染者の数が日に1000人以上に増えた事で国際線の運航を停止しましたが、対応が遅すぎるのは明白です。

 

その危機感の低さが招いた結果として現状の感染爆発になったと言えるでしょう。周辺の国がロックダウン(都市部の封鎖)を行うなかでトルコは一歩後ろを歩いています。

 

SNSなどで情報を探しているとトルコ都市部の市長はエルドアン大統領に対してロックダウンの申請をしているにもかかわらず、エルドアン大統領は経済的な打撃を考えて決断を渋っているとの情報が多かったです。トルコの経済を大きく成長させたエルドアン大統領にとって景気が悪くなったり経済指標が悪化する事は支持率に直結する問題なので経済の中心地は封鎖したくないのでしょう。

 

東京でも同じような事が起きたので、何とも言えませんが国のリーダーは勇敢さとビビり要素のバランスが大事ですから事が大きくなる前に対策を取ると言うのは重要だと考えます。

 

このまま感染が抑えられなかったら

今私がトルコにとって最悪だと考えたのが、新型コロナが落ち着きを見せた後の経済活動のスタートです。

 

爆心地となった中国武漢では感染パニックは徐々に落ち着きを取り戻し、中国の経済活動はゆっくりと動き始めています。次に感染が広がった我が国日本も何とか感染の対応が追い付き始めています。あと数か月後には経済活動がスタート出来るのではと考えています。

 

感染者数が爆発的に増えたアメリカでは人工呼吸器の生産を国が命じて自動車の生産で有名なGMに作らせる対応を取りました。国民一人あたりに支援策や企業に援助などがしっかりしていて【感染後の対応】にシフトして来ています。この措置が感染の落ち着きからの経済活動再開をスムーズにすると考えています。

 

一方でイタリアを始めとする欧州は感染が止まりません。感染の速度が急過ぎてオーバーシュート(行き過ぎ)してしまって正直成り行きで収まるのを待つのが現状です。経済的な打撃もかなり大きく【感染前の経済活動】に戻るのにはかなりの時間がかかると思います。

 

現在感染拡大が止まらないトルコではイタリアのようになるのではないかと警戒しています。もし医療崩壊が起きたら経済は完全にストップしてしまい、再開するまでにはかなりの時間が必要になると思います。トルコ政府は常に先を見据えて行動を取っていかないと数年にわたりこの影響は続くかもしれませんね。

 

もし後手後手の対応になるとしても、コロナの落ち着きを取り戻した国から医療機器を調達出来るように要請したり医療スタッフを確保出来るような外交をしていけば解決出来る事も多くなるかもしれませんね。

 

原油安の恩恵を受けられない可能性

新型コロナが猛威を振るう現在、トルコにとっては美味しい記録的な原油安となっています。原油を輸入に頼るしかないトルコは原油価格が安くなればその恩恵を受ける国となります。

 

しかし状況からしてその恩恵を最大に活かせないのが現状です。本来ならこの原油安の恩恵を受けて生産や加工の輸出産業は活発に稼働しているはずですが、感染が拡大する中では難しい状態です。

 

この原油安の要因はロシアとサウジアラビアのOPECでの折り合いが付かなかった事にあります。減産合意を狙っていた各国に対してサウジがこれに合わせず増産に踏み切りました。この事から歴史的な安値を記録しています。

 

原油安に関してはアメリカのシェール産業関連も打撃を受けるのでアメリカが何とかしようと動いています。それなりの減産案を出して価格を上昇させたいと検討しているようでいつまで安値圏を推移するか不透明です。

 

トルコで新型コロナが落ち着きを取り戻す頃に原油安が終わってしまえば、トルコにとっては恩恵が受けられないのでタイミングが重要になりますね。トルコで経済活動が再開し始めて数ヶ月この原油価格が続けば美味しいですが、わかりませんね。

なんとか新型コロナで経済的な打撃を受けているトルコにプラスになって欲しいです。

 

ポジション

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ポジション

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口座残高


含み損が10万円を超えてしまいました。余力的にも限界が近づいています。このまま一段階下落が進めばトルコリラ成長記録は終了の危機となります。何とかそれだけは避けたいのですが・・・では各ポジションを見ていきます。

 

ランド円

ランドは過去最安値を更新し大幅に下落しました。南アフリカでの感染の拡大や格付け会社からの格下げにより下落がかなり進行しています。格付けではジャンク級に格下げを喰らってしまったのでこれから最安値更新が視野に入ってきます。4円台への突入もあり得ると思っているので強制ロスカットされそうです。マジでヤバいかも。

 

メキシコペソ円

こちらも格付け見通しが引き下げられるなど深刻な景気悪化が懸念されています。そしてスワップも深刻な状態になっています。ポジション的に枚数は少ないので日々の打撃は少ないで済んでいます。ランド同様にかなりの安値圏だと思っているのでここは買っていきたいところですね。

しかし買える資金が無い!ここぞという場面で使うための資金は確保していたつもりですが、ここまで相場が荒れてしまうのは想定外でした。

 

中国人民元

円相場の下落で再び含み損が広がっています。スワップのところに画像を出しますが、中国人民元は1万通貨でのスワップが10円を割ってしまい千通貨だと1円もスワップが貰えない状態となってしまいました。毎日1円のスワップを貰えていたのが0になってしまったためあまり保有する意味が無くなってきました。

もうちょっとで1年の保有だったんですけどね・・・とりあえずは数ヶ月は様子見をしたいと考えています。

 

トルコリラ円

ドル円の上昇で一時は17円台をキープしていたものの17円を割り込んだあたりから下落の勢いが増してきました。このままでは強制ロスカットになってしまいます。

対ドル・ユーロでもトルコリラ安が深刻で予断を許さない状態に加えてのコロナの打撃が大きいですね。トルコショック時に付けた最安値が本格的にチラついてきました。

 

スワップ

前回 72175円

今回 73115円

 

+940円

 

スワップの減少が凄いですね(;´∀`)

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スワップの減少が凄い事になっている

1万通貨を1日保有した時に貰えるスワップです。

ここまで来るとは・・・スワップ投資終了の可能性が見えていますね。

トルコリラと南アフリカランドは結構粘ってますが、メキシコペソと中国人民元の減りがヤバいですね。上にも書きましたが、10円を割って来ると千通貨で保有してもスワップが切り捨て(証券会社で異なります)なので少量トレーダーには厳しくなってきましたね(;´∀`)

 

今の相場が急展開過ぎて見守る事しか出来ませんが、数ヶ月で金利の状況や円相場の流れを見ながら今後の判断をしていきたいと考えています。毎月入金も継続するのでもしかしたら余力を見ながらトレードを変えていく可能性もありますね。

 

最後に

感染が拡大しているトルコが心配です。経済うんぬんよりも国民の安全を優先して新型コロナの対策を政府には進めてもらいたいですね。

それからトルコの難民も同じように危険なので、欧州と連携を図って支援できる対策を取ってほしいです。

 

日本でも志村けんさんの訃報がありましたし真剣に向き合って行かないといけない状況ですから、全力で予防に徹したいと思います。

 

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします。

 

次の回

 

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ドル需要が終わってからの円高進行が怖い トルコでも感染拡大

株価の下落と需要によるドル高の相場となり先週も大荒れの為替市場となりましたね。トルコリラも一時危ない水準まで下落しましたが円売りの流れの中で上に向いてきた展開になりました。世界の富裕層は【10年に1回の買い時】が来ていると判断している人もいるらしく潤沢な資金でバーゲン価格になった株を買っていると一部で情報が流れていますね。

 

私にもっと金があれば・・・と【自分でも買える価格】まで落ちた株価を眺めているトル猫です(;´∀`)でも考えてみると【この状況を待っていた投資家】と【この状況で買えない投資家】の差を見せつけられる状態と言っても過言ではないですね。

今の状況をバーゲンセールだと判断できる人間だけが将来的に多くの資産を作る事が出来るんだと自分の能力の無さに悲しさを感じます。まだまだ私は投資家と言うよりサラリーマンなんだなと痛感させられる相場となっています。

 

さて今週もスワップやポジション状況を確認していきます。前回の記事はこちらです。

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 3月19日に予定されていたトルコ中銀の政策金利発表は前倒しになり3月17日に緊急利下げをトルコは発表しました。私が記事を投稿して2時間ちょっとの発表なので焦った部分があります。

 トルコリラ成長記録59

2020/3月18日~3月24日

 

ドル需要の高まりが終わってからの円高に警戒

前倒しして行われた政策金利発表の結果は

1.00%の利下げ

10.75%⇒9.75%

気になっていた利下げ幅は市場の予想を超える数値となりました。発表時のトルコリラ円の反応は少しの下落した後、上昇する展開になりました。ドル円が急速に上昇したためクロス円を支える形になったのではないかと思っています。

 

円では上昇出来たものの対ドルではかなりトルコリラが売られています。チャートを見てみるとトルコ中銀が2020年末に予想していた水準を軽く超えて来ました。

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ドルトルコリラ日足チャート


現在の為替相場の状況としてドル需要の高まりからどの通貨もドルに対しては弱くなっていますが、それに比較しても新興国通貨はドルに対してかなり弱い立場となってしまいました。スワップ投資には厳しい展開になっています。

 

この相場が落ち着きを見せ値動きが緩やかになり次の怖い展開が円買いです。

ドル円が上昇を見せていますが他の通貨を見てみるとドル円程の上昇にはなっていません。なんと言っても今はドルが強すぎて下がる気配が見られません。

このドル高がある程度落ち着きを見せ始めると円の動きが今後注目を集めるのではないかと考えています。

 

私は円を中心としたトレードなので最高の展開としては(新興国通貨に対して)

ドル安・円安・新興国通貨高が最も理想とする動きです。

 

反対に最悪の展開は

ドル高・円高・新興国通貨安になります。

 

現在の状況は最悪の展開に近いものとなっています。一時的なリスクオフの展開になると円買いが加速するのが今までの流れでしたが、世界的な危機が来ると一番信用のあるドルに需要が変わります。

 

ここからドル買いが一服した後、円買いの流れになるのではないかと警戒しています。

もしこの想定が現実のものとなった場合は新興国通貨は更なる安値更新に向け進んでいくのではないかと恐怖しています。

 

主に取引している通貨がトルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソですので、いずれの国も新型コロナの影響は今から大きくなると予想が出ています。

今の相場を生き残れるのか・・・

 

トルコでも感染が広がる

先週まであまり感染が拡大していなかったトルコですが、感染者数が激増しています。現在は日に数百人レベルでの感染が確認されています。

対策としては先進国と同様に休校やイベントの自粛など早期に実行してきましたが、やはり感染の広がりは抑えられないものになっています。

 

トルコでは宗教上どうしても必要な礼拝などがあり、その影響で感染の拡大が加速していると言われています。強い信仰心ゆえに感染が広がってしまうのは心が痛みますね。

 

トルコは観光業なども盛んなのでこれから経済に影響が出て来る事は間違いないですね。トルコ政府はコロナ対策で150億ドル以上の経済対策を発表しましたが、正直どれ程の効果が得られるかはわからない状況ですね。逆に景気を圧迫しないか心配です。

 

医療の面でも問題が出始めましたね。オーバーシュートを防ぐために65歳以上の国民は外出禁止にしたりして何とか感染のスピードを抑えようとしています。現在まで感染の速度が緩やかだったせいもあり感染拡大の速度がこれまで以上に急激に加速した場合はトルコ国内がパニックにならないかとても心配です。

ポジション

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ポジション

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口座残高

ランド円

とんでもない下落が進んでいますね。対ドルでのチャートでも最安値更新が射程圏内になってきました。

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ドルランド 日足チャート

対円では踏ん張っているものの荒い値動きが続いています。保有枚数が多いだけに緊張しています。平均値からも1円以上離れていて数年は持たないといけないかもと思ってきました。

 

メキシコペソ円

こちらも下落が止まりませんね。対ドルでのチャートが火柱になっています。

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ドルメキシコペソ日足チャート

利下げ合戦の中メキシコも利下げに乗り出しました。これから新型コロナの拡大が予想されるメキシコは0.5%の利下げを経済対策として打ち出してきました。しかしメキシコはこれ以上の経済対策の案は示しておらず、先行きが不安視されています。

もしかしたら今以上に下落が進む可能性も十分にあるので警戒はしておきたいですね。ただメキシコペソ円のチャートを見てみるとこれ以上下落するのか!?と思うような値になっています。瞬間的には最安値更新をしてくると思いますが、今が買い時かもしれないと思ってしまいます。

 

少し極端な話をすると、もし価格が今から50%下落したとしても2円台・・・少し考えにくい値ですよね。この状況が長く続くと想定したら毎月数万円入金して買っていけば数年後は大きな結果になっているのでは!?と妄想に浸っています。

メイントレードの方では買える余力が残っていたのである程度の枚数を仕込んでいます。いい結果になればいいのですが・・・

 

中国人民元円

中国国内の落ち着きがあったからが他の通貨に比べて大きく値上がりしましたね。このまま上昇してくれれば利確がまた見えてくるかも!そろそろ保有してから1年なので何とか利益に繋げたいです。

 

トルコリラ円

緊急の利下げから上昇が続いていますが、上に書いたようにドルに対してはかなりヤバい展開です。今のタイミングでネガティブな報道が出てしまったら大暴落が起きそうな予感がします。

もし16円台を割ってしまった場合は最安値更新が視野に入って来ますのでヒヤヒヤしています。

 

スワップ

前回 71225円

今回 72175円

 

+950円

 

トルコリラのスワップがまた減少していますね。ついに30円台を割り込んでいます。

1年前のスワップを考えると泣けてきますね。週間スワップも千円台を割っています。

 

新興国通貨のスワップは軒並み下がり続けていますが、どの証券会社もドル円のスワップは凄い事になっていますね。さすがドルと言う感じ(;´∀`)今は乱高下していて難しい局面ですが将来的にはドルのコツコツ積立が一番威力が高そうですね。なんと言っても信頼と安定感がありますので・・・

資金的に余裕があればドルを取引したいんですけど、もうちょっと先の事になりそうです。

 

現状は耐える事が優先になっているので、今は何も出来ない状態です。月を追うごとに入金はしますので動けるようになるまで辛抱ですね。正直今のタイミングで新興国通貨を大量に買いたいですが、次の大きな動きになった場合強制ロスカットですので焦らず進めます。

 

最後に

 コロナパニックで世界各国が大規模な支援策を打ち出していますが、アメリカの規模がぶっ飛んでますね。国民一人に対して数十万単位での支援策が提案されているとか、企業への支援が凄すぎて日本の支援策が可愛く見えてきます(;´∀`)

日本としても相当頑張っている方だと感じますが、ぶっちぎりで経済のトップに君臨する国はレベルが違いますね笑

 

私は観光に依存する沖縄に住んでいますが、やはりコロナの影響は大きく会社の売り上げがかなり落ち込んでいます。これまで他人事のように情報を見て来ましたが、自分の身にも脅威が迫っている事を痛感させられています。

 

しかし、あまりにも悲観的な面だけを考えてしまうのも良くないので数か月後にはこの混乱は落ち着きを取り戻すんだ!今は辛抱の時と心のソワソワ感を落ち着かせるようにしています。

 

 大丈夫!絶対人類はコロナに勝つ!そういう意味で(なんくるないさぁ~)と思っています。

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/

 

次の回

 

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トルコリラ円を1000通貨1年保有してみた結果

下落が続いているトルコリラですが今回は1000通貨を1年間保有したスワップ結果を発表したいと思います。前回も同じような記事を書きましたが前回は1万通貨を1年間、今回は1000通貨を1年間です。

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 そんなに変化あるのか!?と思われる方がいると思いますが、1万通貨保有と1000通貨保有ではスワップが地味に結果が変わってきます。

(※2020/4/19内容の更新があります)

1年ではそれ程の変化はありませんが、これが数年単になってくるとかなりの違いになっていきます。

 

サラリーマンをしながらコツコツとスワップ積立投資をしているトル猫です(*´▽`*)毎週火曜日更新のトルコリラ成長記録で毎月1万円の入金してどれだけ資金を増やせるか!を実践しています。株の大暴落や為替の乱高下が激しくなった現在も何とか生き延びています。

1000通貨保有で1年保有したスワップ結果

本題に入っていきます。

まずは結果からドン

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トルコリラ円を1000通貨1年保有した結果

保有開始が2019/3/22で本日2020/3/22でちょうど1年間の保有となりました。

0.1Lot=1000通貨なので1年間スワップをもらい続けた結果は

+2595円

 

これを書いている2020/3/22現在のトルコリラ円の価格は16.932円

約定評価損益では-32円の状態ですね。

保有時は19.561円なので当時から約2.6円の値下がりと言う結果です。

 

若干マイナスになっていますがスワップでカバー出来ている範囲だと思っています。

1年でたったこれだけかよ!と思われるかもしれませんがスワップ投資はこんなものです。やる理由としては【買った後は何もしなくていい】これに尽きると思います。

 

この結果は1000通貨とほとんどの証券会社で扱っている最小単位になるので、目安として参考にしてもらえればと思っています。2000通貨なら倍のスワップを貰えるわけですし、1万通貨なら10倍です。時間と枚数で積み上がっていくスワップが魅力を感じます。

 

ただ資金管理を怠るといつの間にかハイレバになってしまい、大暴落が来た時には最悪の強制ロスカットになってしまうので注意が必要ですね。私のように・・・笑

 

1万通貨保有との違い

少し前に1万通貨での1年間保有の記事を書きましたが、なぜ1000通貨保有した結果を書こうと思ったかはこちらの記事が元になります。(2020/4/19追記しました。)

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読んでもらえると私のスワップ積立は効率的によろしくないんですね。(この少数コツコツ積立は使う証券会社で違いはあります)

 

例を出すと

1日のスワップ獲得が25円だった場合

1万通貨=25円

1000通貨=2円(0.5円は切り捨て)  

 

1日のスワップ獲得が20円だった場合

1万通貨=20円

1000通貨=2円

 

1000通貨の場合は切り捨てがあるんです。

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スワップページなどに書かれている確認事項

数日ではそれ程影響はありませんがスワップ投資のように長期間保有する取引の場合は年間で考えるとかなりの影響があります。

これは使っている証券会社で全く違います。1万通貨単位で取引する人には関係ありませんが1000枚単位の取引が多い人は一度確認しておいた方がいいかもしれませんね。

 

私が使っている所は切り捨てですが、使いやすいツールやキャンペーンが多いのでそのまま継続して利用していきます。

 

具体的に1万通貨を1年間保有したスワップは以前の記事を参考にしてみると

(当時はトルコリラ円のスワップが非常に高く比較があまり参考にならないかもしれません。価格レートも全く違いますので目安として捉えて下さい)

34748円

これを無理やり1000通貨換算すると

約3474円

 

1000通貨の場合が2595円なので約900円程のズレが出て来ますね。1000枚単位でポジションを取っていけばリスクとしては低くなりますがリターンを考えると年単位では損失が大きくなりますね。

1万通貨保有と1000通貨保有では差がある事が分かると思います。これはもう個人の資金力の違いになってくるので(どっちが良い)とかは言えないですね。

 

損失は出ますが強制ロスカットにならないように1000通貨単位の積立も長い目でみるとありかもしれませんね。スワップ投資で一番やってはいけないのは強制ロスカットですから【いつの間にかハイレバ】だけには注意したいです笑

 

※2020/4/19追記

証券会社さんのスワップ受け取りに変更があり

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スワップの受け取り変更

小数点以下切り捨ては廃止され、積立に変更になりました!

これはかなり嬉しい変更です(*´▽`*) 

最後に

時間がかかり機会損失が多いスワップ投資は『効率悪すぎて無駄!意味ない!』と批判的な言葉を目にしますが、投資に正解は無いし投資家それぞれに手法や考え方があると思っています。

私自身結果が伴っていないので偉そうな事は言える立場ではないのですが(スワップ投資はゆっくりやらせてくれ)と言うのが本音ですね。

 

今投資で結果を出せなければ死ぬわけではありませんし働いて資金を蓄えてから本格参入が理想だと考えています。今はまだ下準備の段階で1000通貨単位でもコツコツやっていきます。

 

ランド円やメキシコペソ円の1年間保有結果も4月、5月に出していく予定です。スワップ投資家には厳しい展開になっていますが、今の状況を生き残れば何とかなる説もあるので頑張ります!(;^ω^)

2020/4/25

南アフリカランド円と中国人民元円のデータも取れましたのでこちらも参考にしてください。

 

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 メキシコペソ円の年間スワップも結果が出ましたので参考にどうぞ!

 

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読んでくれた人ありがとうございました!

トルコリラ政策金利発表に要警戒 強制ロスカットが迫る

猛烈な乱高下が継続していますね。流れを振り返ってみると先週末ドル円が急速に上昇したおかげで一時的に含み損は減少しましたが、週明け月曜日はFRBの緊急利下げがありクロス円の乱高下となりました。アメリカが利下げした事により歩調を合わせ世界各国で利下げや金融緩和を行う事になりましたね。

結果として株価の下落を一時的に止める事になりましたが、ダウが記録的な暴落を起こしサーキットブレーカーを連日発動させるなどして為替相場でも円高に進むのか円安に進むのか訳がわからない展開になっています。

 

これから本格的な円高方向に進んだ場合私のトルコリラ口座は強制ロスカットになると思います。

 

為替では利益を挙げられていませんが、久しぶりに見た仮想通貨の口座はラッキーな展開になっていたトル猫です(;^ω^)強制ロスカットにならないポジション量で指値注文を入れ放置してた方が勝てる説が浮上してきました笑

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現物で仕込んでいくタイミングが来たと思っていますので、数年後に期待しましょう。

話題をトルコに移します。前回の記事ではシリア難民について触れていきました。

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 先週は為替相場が乱高下した事でトルコ周辺の報道などは入って来にくい状況でしたね。パニック相場の引き金となった新型コロナはトルコ周辺では爆発的に拡大しています。トルコでも数十人の感染が確認されています。感染が爆発的に広がっていないトルコも危機感を高めて学校の休校やスポーツイベントの自粛に舵を取っています。世界中は感染パニックですが、トルコ国内は少ない影響で済んで欲しいですね。

トルコリラ成長記録58

2020/3月11日~3月17日

 

利下げ幅に注意

新型コロナによる大混乱でアメリカが利下げに踏みっ切った事もあり世界各国では金融緩和の流れになっていますね。日銀も異次元の金融緩和に踏み切りました。

 

状況が状況なだけにトルコの利下げにはそれ程反応はしないと予想しています。ただ気になるのが利下げ幅です。先進国が利下げに踏み切ったおかげでトルコにとってアドバンテージはある状況ですけど、市場の予想を裏切る利下げ幅になった場合は今まで以上の下落を起こしそうです。

 

2月に行われた政策金利発表の結果は11.25%⇒10.75%の利下げで利下げ幅は0.50%とこれまでの利下げサイクルの中では最小に収まっていました。この前回の利下げ幅からトルコにはもう利下げ余地は無くなっているのではないかと言われています。

 

しかし現在の金利が10.75%という事でエルドアン大統領が昨年から連呼している(金利1桁台)が間近に迫っています。

 

一時は改善傾向にあったインフレ率のおかげでトルコの大幅利下げは市場から容認されていましたが、直近のインフレ率は悪化しているのでやはり今回の政策金利発表は利下げの幅が市場の反応に繋がりそうですね。

 

今回の利下げで金利1桁台に踏み切るのか、通貨防衛のために慎重な姿勢を見せるのかどちらにしても乱高下相場になる事は避けて欲しい展開です。

市場の予想は0.50%~0.75%の範囲で想定されているので1.00%以上の利下げ幅になった場合は大きな動きになるかもしれません!警戒しておきます。

 

トルコ中銀の政策金利発表は

3月19日 20:00

 

※3月17日20:00頃トルコ中銀は緊急で利下げを発表しました!

1%の利下げで9.75%となっています!

 

 

 

これ以上トルコリラが下落してしまうと強制ロスカットになってしまう!

助けてぇ~( ;∀;)

 

各地での戦闘も油断出来ない

ロシアとの停戦合意で幾分安心感は出ましたが、まだ各地での戦闘は収まっていないようです。

news.yahoo.co.jp

気になるのがまたアメリカが絡みだしたこと。現在の新型コロナで混乱しているアメリカですが、落ち着きを取り戻すとトルコ・ロシア間に口を出してきそうですね。

米シリア大使もロシアとアサド政権の動きに警戒を高めていて『停戦合意を破った場合、欧米同盟国は報復する』と発言していてトルコのS400の件にも触れています。

 

コロナの問題でどこの国もピリピリ感やストレスが高まっているので矛先を向けられないようにして欲しいですね(;'∀')

選挙活動も本格化してきてますので中東情勢を利用してトランプ大統領は人気を獲得してくる可能性もあるので警戒が必要かもしれません。

 

ポジション

 

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ポジション

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口座残高


ランド円

かなりの含み損を抱えていましたが先週末クロス円の上昇により一時的安心感が出て来ましたが・・・一転して含み損がヤバい状況です。新興国通貨全体から資金が流出している状況ですので入金でカバーするまでは下落しない事を祈るしかできませんね。

 

メキシコペソ円

最安値更新を記録しただけに上値が重い展開ですね。アメリカで新型コロナが流行しだしたのでメキシコに影響はかなり出て来ると考えています。一斉休校の措置を取っていますが、政府としてはメキシコでの流行は今から拡大していくと声明を出しているので更なる安値更新を警戒していかないといけませんね。

買っていきたいんですけど資金的にまだ無理ですね。

 

中国人民元

中国国内では徐々に落ち着きを見せている混乱ですが経済へ影響は長く続きそうですね。中国での生産が止まっている物はトルコなどに受注が回されているとの事ですが世界各国での非常事態宣言の解除があるまでは活動は緩やかなものになると思います。

 

トルコリラ円

週末の円売りで反発はしましたが再び下落が加速しましたね。対ドル・ユーロ共に危険な水準までトルコリラ安が加速しています。このパンデミックが落ち着きを見せない展開が続くのならドル買いが更に加速しそうです。なんと言っても一番信用がある通貨はドルですから対ドルでは要警戒ですね。

 

トルコにとってはありがたい原油価格の下落やアメリカの利下げなど全く恩恵が受けられない状態ですね(;´∀`)ホントに早い落ち着きを願うばかりですよ・・・

 

スワップ

前回 70159円

今回 71225円

 

+1066円

 

かろうじて週間スワップ+千円台をキープ出来ています。

今の状態では何も出来ない(;´∀`)資金管理が甘い!

トルコリラ成長記録を始めた頃はまだスワップも高かったので月に1万円は余裕で達成すると計算していましたが、始めた頃がピークでしたね(;'∀')まぁ開始して1年ちょっとでうんぬん言うつもりも無いので数年後に期待しましょう。焦ってもしょうがないですからね。ただ今回の値動きが怖すぎで強制ロスカットの危険性があります。とりあえず今を生き残る事を最優先していきたいと思います。

 

最後に

含み損が資金ギリギリまで拡大してきました。強制ロスカットの足音が聞こえています。余裕のレバレッジで取引を行っていたつもりが、焦りがあったのかいつの間にかロットを積み上げ過ぎていました。

 

このパニック相場が落ち着いた頃、自分が生き残っているなら良い教訓になると思います。正直こんな相場経験した事ないし、その結果を誰かに押し付ける事も出来ません。投資は全て自己責任なんだと再認識させられる体験となっています。

 

トルコリラ成長記録は続けていきたいので最悪の展開にならないように証券会社の口座には入金は済ませてあります。証拠金維持率が限界だと判断した場合、一時的にFX口座に入金します。今まで続けてきた月1万円の入金とか言ってられない状態なので回避策を作っておきます。

 

読んでくれた人ありがとうございました!

来週まで生き残っていたら次回もよろしくお願いします(^^)/

 

次の回

 

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為替相場大暴落 トルコはシリア難民問題で欧州との関係悪化

先週に引き続きクロス円の動きが恐ろしいものになりましたね。ドル円は105円を割り込み2019/8月に記録した値に近づいたと思ったら、週明け月曜日は101円台まで下げ幅を拡大しましたね。サポートとなっていた104.500円付近を一気に突き抜ける展開になり売りが売りを呼ぶ状況でどこまでも下落が続きそうな展開でしたが、また一気に104円台に上昇とパニック相場に相応しい値動きとなっています( ;∀;)

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ドル円1時間足チャート

 メイントレードではドル円とユーロドルが捕まり損切りラインを決めながら相場を眺めているトル猫です(;^ω^)枚数的にそれ程大きく捕まっている訳ではないのですが世界的な株安を背景にして(もう、戻らないんじゃないの!?)と不安感が大きくなってきてます。少し前までは

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この記事に書いているようにドルの強さが目立ちましたが状況は一転してドルがかなり弱い展開になって来ています。投資の世界と言うものは一瞬で状況が変わるので、改めて生き残る難しさを痛感しております(;´∀`)

 

恐ろしく円高が進行していますが、今回は今トルコが直面しているシリアやアフガニスタンからの難民問題を考えていこうと思います。この問題は今後長期間トルコリラの相場に影響してくると思っているので要警戒ですね。後半は苦しくなったポジション状況やスワップの積立を確認していきます。

前回はこちら

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 一週間前に想定していたヤバい状況が現実になって来ました。マジで気を付けて資金を管理していかないと強制ロスカットになりそうです。

トルコリラ成長記録57

2020/3月4日~3月10日

 

トルコは欧州との難民問題が更に深刻になる

まず始めにトルコの直近の難民問題を書いていきます。度々この難民問題については書いてきましたが、いよいよ本格的に警戒していく必要がありそうです。

 

問題になっているシリアやアフガニスタンからの難民問題を軽く説明すると

国内で紛争が長く続く中東地域の人々は命の危険から欧州を目指して移動していきます。争いが絶えない国で生活するよりも比較的安全な地域を目指すのは当然ですよね。そしてトルコと言う国は中東と欧州の真ん中に位置しています。

 

 中東から避難してくる難民の多くは中間地のトルコを通って欧州を目指していくのです。必然的にトルコには多くの難民が押し寄せる事になります。

 

難民を受け入れるという事はその国にとっての負担に繋がります。欧州も難民の受け入れをしていますが、何万人規模になるとかなりの負担になるのでこれまで欧州はトルコに資金を渡し欧州への流れてくる難民の数を制限してきました。

 

そして最近トルコ軍がシリアのアサド政権軍との戦闘が激化してきたため、トルコへの難民が激増しています。この事でトルコは欧州に更なる支援と難民の受け入れを求めて来ましたが、欧州は(支援してるんだからトルコで何とかしろ)というスタンスを取ってきました。

 

これに対してトルコは(見ないふりをするなら国境を開放する)という強硬手段を取ったのです。

 

そしてトルコ隣国のギリシャやブルガリアはトルコ国境の警備を固め、難民を国に入れない手段を取っています。地政学リスクを高めたトルコも悪いし、見て見ぬふりをしてきた欧州も悪いです。

 

利用される難民

トルコが国境を開放したためギリシャのリゾート地であるレスボス島での緊張が高まっています。レスボス島はトルコに隣接している位置にあります。

 

難民を支援する団体がボートを用意して向かわせたのがレスボス島で、この難民を追い返すためにギリシャの沿岸警備隊は発砲までしたと報道されました。(事実かはわかっていません)

 

トルコ側はギリシャに向かうように難民を誘導し、ギリシャ側はトルコに追い返す。

難民は板挟みにあっています。

 

欧州委員会はシリア北東部の人道支援に6000万ユーロの支援を決めていますが、エルドアン大統領は10億ユーロの支援を要求しています。政治的に難民が利用されています。

支持率の低下を心配しているエルドアン大統領は『お金じゃない!国境開放はトルコが決めた事』とトルコ国民が持つ難民問題への不満をぶちまけたとのニュアンスを取っていますが難民を人質にして欧州の弱みを握っていたいのが本音でしょう。

 

難民の大量流入を阻止したい欧州と難民を人質にとって様々な要求を欧州に突きつけたいトルコとの関係悪化が予想できる展開になってきましたね。

 

難民について真剣に考えなきゃいけない

日本に住む私たちにとって難民は少し遠い存在に思えるかもしれませんが、世界的に見て難民は深刻な問題です。

トルコの難民問題を調べていると世界中の難民問題を目にしました。

gooddo.jp

今まで自分がこんなに無関心だったのかと思うと心が痛くなりました。政治的な要因で無理やり難民になった人々や迫害や差別を受ける人、催涙弾を撃ち込まれて泣きながら逃げる子供など・・・信じられない事が世界では起きているのです。

 

そして日本と難民問題について探っていくとこれも衝撃でした。

gooddo.jp

法的な観点から難民受け入れが厳しい事があり、難しい問題ですが国際的に支援はリードしていってもらいたいですね。

 

高齢化が加速する日本で難民を受け入れお互いにとってプラスになるような改革も提案されているようなので、早く実現に向けて進んで欲しいですね。理想論になるかもしれませんが日本が難民の受け入れ制度を充実させたら難民にとっても日本にとっても、もの凄い恩恵がありそうですね。

 

トルコ停戦合意

暴落中の為替市場ですが、先週はトルコにとってプラスの材料が出ましたね。先週の予想通りトルコとロシアはシリア北西部での停戦合意をしました。

 

一時的にではありますが、高まっていた緊張がほぐれましたね(;´∀`)

 

内容としては主要道路を通行可能な安全回廊とする事とトルコ・ロシアでの共同パトロールの実施などが主な内容になります。お互いの妥協ラインを決めた感じですかね。ただトルコが求めていた内容は盛り込まれていないため、あくまでも一時的な合意と捉えていた方が良さそうですね(;^ω^)

 

曖昧になっている部分も多く、次の問題が出て来ると一気に再燃しかねませんので引き続き警戒が必要です。

 

ポジション

では記録的な乱高下を記録したクロス円を確認していきます。正直かなり危険な状況になってきました。強制ロスカットが目の前に迫っています。

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ポジション

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口座残高

ピーク時に比べると含み損は減っていますが、先週よりかなり増えていますね(;´∀`)ちょっとヤバいかも!

 

ランド円

 最悪の事態となっています。ランド円は史上最安値を記録してしまいました。瞬間的にではありますが6円台を割り込む下落を記録しています。しかも国営の電力会社でのトラブルも重なり非常に焦りました。

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ランド円日足チャート

この口座では扱っている枚数が一番多く、かなりの含み損になっています。今更ですが資金を増やしたい欲で無茶な枚数を持ったな。っと反省しています( ;∀;)

しかし、これだけの下落するとは・・・完全に想定外です。数千円取るつもりが数万円持っていかれる強制ロスカットのお決まりパターンを何回も繰り返してしまう成長の無さに呆れるばかりです。現在は値動きも落ち着きを見せているので、これ以上下落しない事を祈るしかありません。今後は乱高下時のスプレッドの拡大なども考慮してポジションを持つ必要があります。

 

メキシコペソ円

 2016年のトランプショックで付けていた過去の最安値4.870円をあっさり抜けて4.600円付近を記録しました。

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メキシコペソ円日足チャート

幸いポジションは少なめだったので大ダメージは受けていませんが、上のチャートのラインは買いを検討していたラインです。買わなくて良かった!と言うか買える余裕が無かったと言う方が正しい気がします笑

これまで堅調に上値を伸ばしていたメキシコペソ円がこんなにも下落すると思ってもいなかったので、衝撃的でした。ドル円が暴落するとクロス円にかなりの打撃ですね。

 

資金に余裕があれば買いたい水準ですが、強制ロスカットの危機的状況なので見送る事にします!また(買っとけば良かった)って言うのかな・・・!でも今はマジで無理です!

 

中国人民元

 利確が遥か彼方へ行きました。これから景気の減速が懸念されている中国が現在のパニックからスムーズに抜けれるか心配ですね。東京オリンピックまでには落ち着きを取り戻して巻き返してもらいたいですね。この下落相場が景気減速を織り込んでいればいいのですが、もしパンデミックで更に混乱が起こった場合は退場になりますね(;^ω^)

 

トルコリラ円

 17円割れが見えると言っていましたが、現実になりました。トルコに悪材料が多く出ている事と為替市場の動きが急過ぎますね。トルコリラ単体で下げる予想でしたが、円高の影響が強すぎて本気で最安値更新を視野に入れておかないと危険です。

もし今の相場が落ち着きを見せたとしても難民問題で欧州との関係悪化が心配の種なので強気に買っては行きにくい状況ですね。

 

それから今月の政策金利発表に警戒が必要です。現在の金融市場の動きをトルコ中銀がどう判断するか注目です。あやふやな声明が出た場合や楽観的な見通しをしているならかなり危険だと思います。利下げ幅などにも注目しておきたいですね。

トルコ中銀政策金利発表は

3月19日(木) 20:00です!警戒しておきましょう。

 

 

スワップ

前回 69088円

今回 70159円

 

+1071円

 

スワップ累計が7万円に到達しました!しかしトータルでは完全なマイナス域に突入するというヤバめの展開です!本気で緊急入金をしようか迷っています(; ・`д・´)

ドルの急落によって円が強すぎる状況です。円を中心としたトレードで一番恐れている事態となりました。

しばらくこの流れが続くと想定した場合、今の資金では耐える事は厳しいかもしれません。今週の金融市場がどう動くか見極めて入金は判断していきます。

 

最後に

先週からの流れで週明けから為替相場は大暴落の結果となりました。ダウもサーキットブレーカーが何度も発動するなど異常な相場環境が続いています。

 

 これまで暴落時は買いを狙っていくと言っていましたが、今回の場合は(資金的に買えなくて良かった)と本気で思っています。この口座以外の証券会社でメイントレードをやろうと思いましたがログインすら出来ない状況でした。

トルコショックやダウの暴落、昨年のフラッシュクラッシュなどパニック相場は経験したつもりでいましたが、今回の値動きを経験して(あれは調整程度)だったのだ!と認識しました。

 

投資歴ではリーマンショックを経験していないため、パニック相場は証券会社にログインすら出来ない異常な相場なんだと改めて投資の怖さを痛感いたしました。

 

まだまだ油断は出来ませんが、今は相場に生き残る事だけを考えてチャートを見ていきます。頼むぅ~落ち着いてくれぇ~(;'∀')

 

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします。

 

次の回

 

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トルコリラフラッシュクラッシュ以来の下げ幅 最安値更新も視野に警戒

スワップ投資にはキツイ為替の動きになっていますね。先週の下落が一時的な事を祈り大きくなった含み損を眺めています。世界的な株安の局面を迎え、トルコを始め新興国通貨は売られる展開になりましたね。これから更に売られていくのか、下げ止まって上昇を開始するのか全く分からない状態です。

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トルコリラ円日足チャート

 

3月に入り定期入金を早々と済ませたトル猫です(;^ω^)実を言うと週末の動きが怖すぎたため2月の内に3月分の1万円の入金を行いました!その他で使っている口座にも余剰資金をある程度補充しておきました。別にポジションを持っているとかではなくて、入れる場面が来た場合に備えての事です。ただ個人的に今の相場状況は苦手な動きになるので見送る事になると思いますが・・・(;´∀`)準備は大切という事にしておきます笑

 

前回はトルコ中銀の介入後18円台を割り込む展開になったトルコリラですが、下落が止まりそうにありませんね・・・もう少しで17円割れも見えていた展開でした。

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 そして2月の収支まとめでも書きたい事が出て来ましたのでトルコリラについて書きました。下落は加速するんじゃない!?といった内容です。

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不安定な為替の動きが続いていますが、今週もスワップやポジションの状況を確認していきましょう!

トルコリラ成長記録56

2020/2月26日~3月3日

 

17円割れも見えてきた

先週からの流れで凄い勢いでトルコリラが下落しています。クロス円は週明け月曜日東京時間に一時的に上昇しましたがリスク回避的にブレーキがかかりましたね。ドルに関しても値動きが激し過ぎてポンド的な動きになっていました。

 

トルコリラの下落は世界同時株安も背景にありますが、トルコの地政学リスクが高まって来ているのも要因の一つだと考えています。

この状況から当然トルコリラの売りが加速し2019/8月に起きたフラッシュクラッシュ以来の下げを記録しています。当時は瞬間的に16円前半を付けましたが、現在はジリジリと下げ幅を拡大しながら16円台に迫って来ています。今週はアメリカの雇用統計もあり結果が良くない場合は更に下落が加速する可能性があります。どうには17円台はキープして欲しいですが、状況的に厳しい感じがします。

 

シリアからの難民問題

軍事行動が起こっている地域から出て来る問題が難民問題です。紛争が続くシリアからの難民が10万を超えていると言われています。これまでトルコがEUからの支援を受け難民を受け入れて来ましたが、それも限界に近いようです。

支援を受けていると言ってもトルコ自体には負担があるわけで、トルコは何度もEUに訴えかけてきました。国民も不満を抱えていて遂にギリシャとの国境を開きました。

これに対してEUは抗議していてトルコとEUとの間にも関係悪化が心配されます。しかし個人的には今までトルコに難民問題を押し付けていたEU側にも責任は大きいと考えています。どっちが悪いとかではないですが国同士の争いで一番影響を受けるのは難民なので、その責任は無視しないで欲しいですね。

 

プーチン露大統領と会談

そして唯一トルコにとってポジティブな内容と言えば3月5日に決定したプーチン大統領とエルドアン大統領の会談です。アサド政権の後ろ盾となっているロシアに対してお互いの妥協点を見出す事が出来れば、安心感が広がり下落に歯止めが掛かる事に期待したいです。当初は会談を否定していたプーチン大統領も会談を決定したくらいなので、良い内容に進んでくれることを祈るしかないですね。

 

ただトルコはアメリカにも援護を要請しているようで、ややこしい展開にならなければいいのですが・・・

 

ポジション

では今週もスワップとポジションの状況を確認していきます。

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ポジション

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口座残高

 

ランド円

先週からの下落で含み損が膨れ上がっています。下落中ポジションを追加しようか迷いましたが、買わなくて正解でした(;´∀`)まさか短期間でここまで下落する想定はしていなかったので、しばらくはこの枚数をキープですね。もしクロス円がリスクオンの展開になった場合は短期的なポジションを持ちたいと考えています。

 

メキシコペソ円

こっちは新しくポジションを積立ました。ランド円の方よりはリスクが低いと感じたので5.500で1枚追加です。ここ最近堅調に推移していたのでいいところで買えたと思っていましたが、こちらも想像以上に円買いの影響を受ける事になりました(;^ω^)

今は含み益になっている新たなポジションですが、資金的にもギリギリで早めに利確を考えています。

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新しく持ったメキシコペソ円のポジション

ポジション平均

5.704⇒5.602

 

中国人民元

こちらは他のポジションに比べて下落は激しいと思っていましたが、それ程下落しませんでしたね。しかし、また利確が遠のいてしまいました(;´Д`)約1年保有していますが利確はいつになるのやら・・・

 

トルコリラ円

18円を割った時にすぐにポジションを追加せず、引き付けようと思っていましたが17.798で0.3枚買ってしまいました。案の定(買ったら下落)毎回反省しているのにやってしまいます!

しかも今の状況はトルコリラにとって最悪の展開・・・最安値更新も視野に入れてトレードしないといけないのに・・・( ;∀;)

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新しく積立たトルコリラ円

反省が活かせない!

しかも資金的にも現状が限界です。クロス円が上に吹き上げない限り今の状態が長く続きそうです。

 

ポジション平均

19.850⇒19.644

 

とりあえず今の資金限界枚数の3枚になったので入金で資金が増えるまで数ヶ月はトルコリラ円の購入は出来なそうです。

 

スワップ

前回 68070円

今回 69088円

 

+1018円

 

若干先週よりは増えていますが、トルコリラ円のスワップ低下がキツイですね(;^ω^)

しかも円高のダブルパンチ!今は耐える時期かもしれませんね。強制ロスカットと言う最悪の結果だけは避けなければ!レバレッジをかけ過ぎないようにしているのですが、どうも上手くなりません。

 

最後に

トルコリラに関しては年初来安値を付けて来ているので更に下落を想定していかないといけませんね。ただこれ以上の下落は資金的にキツイです(;^ω^)3月のトルコ中銀の政策金利発表も今の状況で迎えるのは怖いですね。

為替相場はどの方向に進むか転換点に来ているような気がします。このまま円高が加速するようなら今年はほとんど身動きの取れない状態が続くかもしれません。

 

今月はアメリカFRBも利下げの動きになりそうなので警戒が必要ですね。もし0.50%の利下げになる場合大きく動くと思うので資金が心配になってきます。

トルコリラも最安値更新も視野に入れて様子を見ていかないといけないと考えています。

 

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/

 

次の回

 

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トルコ中銀利下げはこれで終わるのか 介入虚しく18円割る

先週の為替市場は急激な円安になり今週に入って世界的な株の下落と慌ただしく相場が動いていますね。トレード参加した人には歓喜の相場と悲惨な相場の両極端になったのではないでしょか。先週の私はショートでポジションを持っていたためロスカットされました。幸い大きなポジではなかったのでダメージは少なくて済みましたが、ド転してロングで持つ選択肢は取る事が出来ませんでした。今週に入ってからは持っていれば・・・とまだ(たらればの癖)は消し去れていません笑

 

これだけの大相場を指をくわえて見ているだけのトル猫です(;^ω^)FXには損切りは必要ですし、相場が自分の想定している動きにならないのは当然のことで自分にとってはやりにくい相場が続いています。相場が落ち着くまではチャンスを待ちますよ(;´∀`)

トルコリラ成長記録55

2020/2月19日~2月25日

 

さてトルコリラの話題になりますが、注目されていたトルコ中銀の政策金利発表が終わりましたね。

 

結果は0.50%の利下げ

11.25%⇒10.75%

 

市場が予想していた利下げ幅だったため反応は限定的でした。

もしかした更に下げ幅を拡大するのではないかと心配していただけに安心の発表になりホッとしました(;´∀`)タイミング的にもドルの上昇がクロス円を下支えしていた感はありますね。

しかしトルコリラは前回の記事で書いたようにまだまだ危険な水準を漂っています。

 

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 と言うか危険なのはむしろこれからと言う感じでしょう。トルコ中銀も買い支える水準を下げて来ています。

 

利下げはこれで終わり!?

今回の政策金利発表では6連続の利下げとなりましたが、これからも利下げは続くのかを考えていきたいと思います。

 

まず今回の利下げ幅についてトルコは2019年/7月から利下げを行ったきました。当時は通貨危機のピークは過ぎたと言われています。(実際は今も通貨危機の状況は好転していません)

今回の利下げは0.50%と昨年7月から始まったサイクルの内では最小の数値となりました。この数値から考えてみるとトルコの利下げラッシュは終盤局面に来ているのではないかと考えています。

 

Twitterなどでアナリストの意見などを見てみても『これから下げるとしても大きな下げ幅ではなく、小刻みに利下げを行うのでは』との意見が多かったです。今までのように大きな利下げは現実にではないし、利下げが行えない状況まで来ていると判断も出来ますね。

 

24%⇒10.75%まで8ヶ月(2019/7月~2020/2月)の期間で一気に利下げしてきたので経済的にも反動が気になりますよね。

 

エルドアン大統領は利下げを歓迎しているし『早い段階で1桁にする』とトルコ中銀に圧力をかけ続けているので、2020年内では1桁台に行きそうな感じもします。政策金利発表も今年から毎月に変更になっているので小刻みな利下げが続きそうですね。

 

インフレの改善は?

これまでトルコ中銀が大きな利下げを行ってきた背景にはインフレ率の改善がありました。利下げを行ってきた期間は少しずつインフレ率の改善も見られていたので、市場の反応も納得感は出ていました。

しかし今回政策金利発表後の声明でインフレ率が12.15%に上昇となっているので雲行きは怪しくなって来ましたね。

 

一時的に上昇は見せているものの2020年末の見通しは8.2%に低下するとしているようです。そこのところちょっと怪しいですが・・・この短期間でそんなに低下させることが出来るのでしょうか・・・(;^ω^)

 

これに関しては次回の発表時などによく観察していかないといけませんね。中銀の見方と世間のズレを見ていく上で大事な事だと思います。

インフレ率や経済状況が改善しているから利下げなのか、エルドアン大統領からの圧力で闇雲に下げているのかも見どころになってくるので要チェックですね(;´∀`)

 

アメリカと急接近の可能性

現在緊張が高まっているシリア問題でまさかの展開がありました。

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 ロシアからミサイル防衛システムのS400を購入してアメリカから批難されていたトルコですが、現在のシリア情勢を巡りアメリカに地対空ミサイルの配備を要請したというのです。

 

まだ詳しい情報は出ていませんが、過去この防衛システムの問題についてはロシア製かアメリカ製を使うかで相当揉めていました。

 

アメリカ側は正式なコメントを避けましたが、まだトルコにはアメリカに歩み寄るチャンスがあるのではないかと思ってしまいました(;´∀`)このS400の問題ではアメリカ側から制裁を喰らうなどしてトルコとアメリカの足かせになっていたのでそれが緩む可能性もありますね。

 

ただ現状トルコがロシア製のS400を捨てない限りは厳しい展開になるのではないかとも思っています。そう考えると現実的な可能性は低くなりますね(;^ω^)資金なども相当使っていますし。しかもこの防衛システムの件が再燃しないかも心配の種になってきますね。

 

再燃し始めるとトルコリラ不安定になる可能性があるので、この報道関連は頭に入れて警戒しておいたほうが良さそうです。

 

トルコ中銀の介入

今日2月25日にトルコリラの気になる動きがありました。

日本時間の15時はトルコにとって市場や金融機関が開く時間帯でトルコ中銀が介入しやすい時間帯とされているようです。

チャートを見てみると介入があったか無かったのか微妙な動きになっています。FX会社の見方ではトルコにポジティブな内容のニュースが無いため介入が推測出来ると流れていました。

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トルコリラ円1時間足チャート

対円ではそれ程大きな動きに見えませんね。しかも上昇したあと円が買われています。ドルトルコリラを見てみましょう。

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ドルトルコリラ1時間足チャート

一旦トルコリラは買われたもののすぐに売り戻されています。日足チャートを見てみるといよいよ感が漂って来ています。

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ドルトルコリラ日足チャート

これだけトルコリラが売られていくと・・・中銀が買い支えているとしてもブレイクは時間の問題になってきますね(;´∀`)

ブログを書いている最中にトルコリラ円は18円台を割り込む展開になっています。強制ロスカット祭りにならない事を祈ります。

 

ポジション

直近のトルコ情勢をチェックしたのでスワップやポジション状況を見ていきます。

 

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ポジション

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口座残高


ランド円

先週はクロス円が上昇したことで円相場は上向きに推移していますね。特に私は高金利通貨を保有しているので嬉しい展開となりました。

ランドのチャートを見てみるとランドが買われていると言うより、ドルが買われて円が大きく売られたのが現状ですね。

しかも今週に入ってからは嘘のように下落が始まっています。買い所を探る展開が続きそうですが、全く予想出来ない状況です。

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ドルランド 日足チャート

チャートを見ても分かるように対ドルではランドは少し弱い状況です。

ドル円が上昇したことでランド円のポジションを買おうか迷いましたが、見送る事にしました。なかなか無い相場状況なので慎重にいきたいと思います。しばらくは様子見が続くかもしれません。

 

メキシコペソ円

こちらも先週は一時的に6円台にタッチしました。メキシコペソは昨年の8月からの安定感が凄いですね。システムトレードなどしている人は結構美味しい展開になっているのではないでしょうか。

下落するまで待とうと思っていましたが、この安定的な動きを見ていると少しポジションを追加しても大丈夫な気がしてきました。ただそれは3月に入って入金を行ってからにしたいと思います。資金を追加してからでないと円買いが始まった時に動けなくなる可能性を排除出来ませんからね。

今週は下落が始まっていて買いたいタイミングですけど、もうちょっとドルなどの動きをみたいので待ちたいと思います。もどかしい展開ですけどもうちょっとの辛抱です。

 

中国人民元

円売りのおかげでまたしても利確が見えて来ているゾーンに来ていましたが、新型コロナが落ち着く様子がありませんね。プラス域になれば利確したいと思います。枚数も少ないですし、ポジションを減らして新たな通貨を持ちたいと考えています。

 

トルコリラ円

政策金利発表も終わりクロス円の上昇から上向きの展開ですが、やっぱり気になるのがドルトルコリラでのトルコリラ売りですね。今はドルが強すぎる展開なのかもしれませんが対ドルでの下落が止まりませんね。

 

全体的に新興国通貨は売られてドル買いの動きで、ここから円買いが始まるとトルコリラ円の急落がちらつきます。

トルコリラ成長記録ではほとんど円の取引なので円買いが始まることが不安材料です。今は様子見で下落時を狙い、次の上昇まで待つスタイルを取りたいと思います。時間は掛かりますが、資金を増やしていくのが目的なので焦らず待ちたい考えです。

 

スワップ

前回 67325円

今回 68070円

 

+745円

 

スワップの低下が止まりませんね。かなり減っています。

一時的にトルコリラ円のスワップが10円台の日がありました笑

スワップで安定的な収支を作るならランドやメキシコペソを多めに保有することも検討していかないといけませんね。ただ資金が・・・(;´∀`)

ひたすらに続けていくしかないですね。

 

最後に

 先週からホントに慌ただしい動きが続いていますね。トルコの政策金利発表といい急速な円安からの円高に身動きが取れない状況です。

ドルが買われて相場がかなり動く展開は久しぶりだっただけに株式の動きや有事が気になってきますね。ホントは違う理由で動きがあるのかもしれませんが、全く読めない相場の時には無理して入らず落ち着くのも大事かもしれませんね。

 

そして今週はトルコにとっても重要な週になると考えています。シリア情勢でのロシアとの協議や隣国のイランなどで新型コロナが猛威を振るっています。これからトルコにも影響は出て来ると考えられるので警戒が必要ですね。そして追い打ちをかけるようにまた地震が発生しています。警戒するところが盛りだくさんですが、出来るだけ被害が出ないように祈りたいと思います。

 

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/

次の回

 

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トルコリラが危険な水準まで下落している クラッシュは目前?

新型コロナの勢いが国内で猛威を振るって来ましたね。私が住む沖縄でも感染者が確認されており(いよいよ来たか・・・)という印象です。インフルエンザを含め感染症には警戒しているつもりですが、さらに注意をしていきたいと思っています。

 

個人的に先週に行った人間ドックで『メタボだよ!気を付けなさい』と言われた事でショックを隠せないトル猫です(;´Д`)運動や食事には気を使い体重管理には気を付けて生活していたつもりでした。お腹がポッコリしてきたのも歳を重ねているからだと思い込んでいました。もうすでにオジサン思考に入っていた事を反省しています(;^ω^)

この思考を変えていくために筋力アップを図り、燃焼系のボディに改造していきたいと思います。

 

では今週もスワップの成長を見ていくとします。先週の記事はこちらです。

 

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 トルコリラに対してドルの勢いが止まりませんね。警戒していた通りドンドン上値を更新しています。トルコリラの投げ売りなどの恐れがありますので引き続き警戒が必要ですね。

トルコリラ成長記録54

2020/2月12日~2月18日

 

トルコリラ今買うのは危険

タイトルにある通りトルコリラが危険な水準に来ています。2月の初旬にドルトルコリラでは防衛ラインをブレイクされ対円でも下落が続いています。


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こちらはドルトルコリラの日足チャートになりますが、ドル高が止まりませんね。先週の予想ではブレイクしたあたりで足踏みをする展開だと思っていましたが、ジリジリを上値を更新してきています。

今の水準で力を貯め込んでいるとすれば更に上にブレイクしていきそうな展開です。

続いてユーロトルコリラを見てみましょう。
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こちらも日足チャートです。

先週からのユーロの値動きは対ドル、対円で売られたため対トルコリラでは上昇はありませんでした。ただこちらもトルコリラが買われたという動きよりは、全体的にユーロが大きく売られた印象ですね。

昨年の末から(リスクオフ時にはユーロが買われる)的な相場の雰囲気になっていたので調整的な売りが加速したのかもしれませんね。

そしてトルコリラ円はと言うと


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クロス円が上昇基調のため、なんとか18円台をキープ出来ていますね。

18.000~18.050あたりでサポートされて粘りを見せています。上昇を見せても上値で叩き落されている印象です。売りの圧力が強そうですね。

 

クラッシュを警戒している点

ますます弱気な相場を見せているトルコリラですが、そろそろ大きな動きが出るのではないかと思っています!下落の方向で!

先週末あたりに私がトルコリラ取引で利用しているFXの証券会社さんのお知らせ通知を見てみると・・・

 

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 このようなお知らせが届いていました。トルコリラを取引できる証券会社はほとんど開設しているのですが、各証券会社でこのようなお知らせがありました。

ここで出てくるデリバティブ取引の事についてはこちらをご覧ください。

1-1 デリバティブとは? ─ 1 デリバティブってなんだろう? ─ やさしいデリバティブ|知るぽると

 

トルコは通貨防衛のために必死なようです。お知らせがあったのが週末で週明けの動きが気になっていましたが、それ程の下落は無く安心しました。

しかし、証券会社さんがこのような警告的な通知をしてくるという事は

(これから気を付けて下さいね!リスクが高まって来ましたよ!)の合図なので個人投資家は警戒しておかなければいけませんね。

 

トルコ中銀の政策金利発表にも警戒

毎月恒例の発表があります。

2月19日20:00

正直2月の発表はとても警戒しています。チャートを見た感じこの発表を待ってる感があるからです。

市場の予想は

0.50%の利下げ

11.25%⇒10.75%

 

となっています。予想通りになれば売り圧力はそれほど反応しなそうですが、毎回予想を超えて来るのがトルコ中銀です。

 

エルドアン大統領も更なる利下げを要求しているので、利下げであることは間違いないと思います。ただ今回も重要視されそうなのが利下げ幅ですね!毎回市場の予想を裏切る展開になっていますので、今回も同じ展開になれば失望売りを誘発するのではないかと考えています。

ここら辺で予想通りの利下げ幅で市場に安心感を出しておかないと・・・下げ止まらない気がしてなりません。どんな結果になるかはわかりませんが乱高下だけは勘弁してもらいたいですね。

 

シリア問題も緊張が高まる

本格的に緊張感が高まって来ています。先日エルドアン大統領とトランプ大統領はシリア情勢を巡り電話会談しましたが、背後にロシアが動いているため地政学リスクが高まっています。

報道などでもトルコ軍側に犠牲者が出たり大規模な戦闘があるようです。

シリア側の難民問題も深刻化していてトルコは強気の姿勢を崩せない状態にあります。トルコがアサド政権側に提示した【2月末までの撤退】も期限が迫っており、とても警戒しています。

タイミングも2月29日(土)3月1日(日)と金融市場がクローズしている時間帯になるので週明けの暴落などには警戒しておきたいですね。

 

アメリカが無理やり介入して(お互いが動きづらい展開)を作ってくれればいいのですが、たぶんトランプ大統領は選挙の事で頭がいっぱいです( ;∀;)もとはと言えばアメリカ軍の撤退からこじれて来た問題なのに・・・

今の報道からは一向にお互いは引く状態にありませんので覚悟はしておくべきですね。

 

今出来る事

これだけネガティブな要因があるのでトルコリラのクラッシュは目前かもしれません。そしてトルコリラに投資している立場の私は何もすることが出来ないのも事実です。スワップも減ってきているので、ここでポジションを解消して様子を見る方がダントツ安全なのかもしれませんね。

ただ・・・暴落は買いの最大のチャンスと考えている部分もあるので

買い場を待ちます!

 

ここまで来たらトルコリラを売る選択も持てませんし、ひたすら下落した所で買いを入れていこうと考えています。間違った選択になるかもしれませんが資金に余裕があるうちは勉強のつもりで続けていきます。

でも・・・出来れば下落はしないで欲しいな笑(;^ω^)

 

ポジション

では今週もポジションとスワップを確認していきますよ!


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ランド円

少し下落してますがクロス円が停滞していることで先週からほとんど含み損などは増えていません。このあたりで落ち着いてくれたらいいんですがね(;^ω^)

3月くらいまでは現状をキープしようかなと考えています。トルコリラ円が下落しそうな事を考えると資金的にも買いにくい展開ですね。

 

メキシコペソ円

メキシコは先週に政策金利発表がありましたね。

7.25%⇒7.00%(5会合連続)市場予想通りの結果になっています。

若干メキシコペソ円は下落しましたが、すぐに買い戻されました。メキシコは少し景気が落ち込んでいるようで利下げは妥当だと判断されたようです。ネガティブな材料と言うよりはポジティブに捉えられた印象ですね。それにしても上昇トレンドが長く続いていますね。5円台の前半に買わなかった事が悔やまれます笑

ポジションはスワップも積み上がっているのでそのまま放置していきたいと思います。

 

中国人民元

コロナの影響をもろに受けていますが、中国政府が資金を大量にぶち込んだおかげで何とか持ちこたえていますね。コロナの減速と共に上に行きそうな気もするんですがねぇ~(;^ω^)こればかりはわからないです。あと2ヶ月で1年間の保有になるので1年間の保有でどのくらいのスワップが貰えるのか楽しみです。

 

トルコリラ円

もう18円を割る想定しか出来ない思考に陥っています笑

上で書いたように上がる要素がほとんどありません。ホントに待つことしかできませんね。しかしこれも大事な事で私の【入金しながら積立】には時間がどうしても必要です。

月を跨ぐ事に入金で含み損をカバーしていくので(時間がたてば何とかなる感)で粘りを見せていきます。絶対に強制ロスカットにならないように気を付けながら運用してきます。

今は待つ!

焦りは禁物です。

 

スワップ

前回 66279円

今回 67325円

 

+1046円

 

証券会社さんから(気を付けてよ!)のお知らせが来てからスワップカレンダーの確認をしましたが・・・トルコリラ円のスワップが30円台に突入していました(;´∀`)

かなり痛い状況です。今は他の通貨でポジションを増やしている分、週間スワップは千円台をキープ出来ていますが・・・これ以上スワップが減少するとなると厳しい状況になりそうですね。トホホ・・・

 

最後に

トルコリラにとっては2月、3月あたりが山場になってきそうだなと考えています。今のトルコの状態でドルが強いと言うのも非常に怖いですね。最悪の展開としてフラッシュクラッシュが頭をよぎりますが、前回取れなかったので今回は狙うのもありかなと思っています。

そしてもしもの話ですが、トルコリラが大きく下落しこのトルコリラ成長記録の資金が危険な水準まできたら応急処置として資金を追加する事を検討しています。

毎月1万円の入金でどのくらい資金を増やしていけるのかをコンセプトとして行っていますが、絶対に強制ロスカットにならないためなので仕方ないと思っています。

そうならないように資金の管理はしていきますが、相場に絶対は無いのでもしもの場合はです。

危険な水準で動きを続けているトルコリラですが、上昇を夢見て観察を続けていきたいと思います。

 

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/

 次の回

 

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