ランド・メキシコペソは対ドル・円共に史上最安値を更新し軟調な値動きが続いています。トルコリラも同様に下落が進み、新興国通貨は苦しい状況になりましたね。
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世界経済の失速を起こした新型コロナの影響はこれからが正念場というところでしょか。新興国通貨を円に偏って投資しているトル猫です(;^ω^)
今回は3月の積立投資結果と爆裂に膨らんだ含み損について書いてまとめていこうと思います。前回はこちらです。
ブログまとめ2020
3月1日~3月31日
トルコリラスワップまとめ
今年の3月は記憶に残る3月となりました。投資を始めてこれだけ乱高下が続く相場は経験した事が無く、本当に世界がピンチになれば圧倒的にドルの需要が高まる事を思い知らされました。
ここ数年はドル円の動きも穏やかでリスクオフは円高!みたいに思っていましたが世界は絶対的にドル中心で円相場は日本に住んでいるから馴染みがあるだけなんだと身をもって認識できました。
良い経験が出来たと思っている反面、含み損には苦しんでいます(;^ω^)
さて3月の積立投資結果はこんな感じになりました。
2月 68920円
3月 73115円
3月のスワップ獲得
+4195円
各国が金利を引き下げている中でスワップの減少も目立ちますが、月間のスワップ獲得は2月より少し減っているくらいの結果となりました。
ただ3月はかなりの含み損をかかえる結果となっています。
強制ロスカットのピンチ
上の画像は3月末日の撮影で、この記事を書いているのは4月の1週目を終えたタイミングです。
現在の含み損はかなり膨らんでいます。
4月に入ってからも新興国通貨安の勢いは衰えず加速するばかりです。
もう余力もほとんど残っておらず、あと8万円程で強制ロスカットという最悪の結末になるかもしれません。とりあえず生き残ってはいますがかなり危険な状況に変わりありません。トレード結果は毎週火曜日に週間の結果を更新していますので良かったらこちらもご覧ください。
コツコツと入金と積立を繰り返して1年が経過しましたが、順調に上値を更新し続けていたアメリカ全般の株式や2万円台で推移していた日経平均に踊らされていた自分がいた事に気づかされました。
反省点をあげればキリがありませんが主に
・ポジション積立のタイミングが早すぎた
・最安値更新を視野に入れていたつもりがどこかで(さすがに大丈夫ですだろ)と安易に考えていた
・ポジションが円に偏り過ぎていた
・スワップの減少を考慮していなかった
・景気の減速はまだまだ先だと心理的に強気だった
などなど、たくさんの反省する点があります。
10年以上かけて作り上げていくと言う目標がありながら、どこかで焦りや欲が強くなってしまっていました。改めて資金管理の大事さと【最悪の事態】を想定しながらトレードを進める事は重要だと感じましたね。
これからの対策
ハッキリ言って含み損が資金の〇%まで来たら損切りした方が良いのは重々承知しています。その方が相場を生き残る方法としては正論です。
損切りしてまたエントリーポイントを探す方が資金効率的に最善策ですし、お手本のトレードです。私はスワップ投資だけをしている訳ではないのでメイントレードでは損切りも行います。
今考えているのは、トルコリラ成長記録での対策になります。ブログを始めて1年弱継続出来ているので、今までのスタイルを変更したくはありません。
ただこの口座が強制ロスカットになってしまえば続ける事も出来なくなりますので、一時的に修正を加えるのは仕方がないと考えています。投資に回せる余剰資金もまだ確保出来ているので、応急処置的なパターンも用意しておきます。
・相場環境やコロナパニックが落ち着くまではポジション追加は控える
・証拠金が5万円を割ったら一時的に入金をする
・スワップが逆転したら数ヶ月様子を見て損切りする(今どこの証券会社さんもスワップの受け取りや支払いが不安定です。売り買いどちらでもマイナススワップになる事があります。)
・毎月1万円の入金を数ヶ月2~3万円にする(数週間の変動を見て対応する)
今考えているのはこんな感じです。主な対策としては入金して耐える事になります。
あとどのくらいの期間パニックが続くかわかりませんが【とりあえず耐える】選択をします。
ランド・メキシコペソは為替損益を狙う戦略で、トレードの回数を増やしていましたが資金的にそれも難しい展開になっています。現状としてこの両通貨は最安値を更新しているので正直ガツンと入金して買い増したい気持ちですが、他の口座でやったので控えたいと思います。
トルコリラ成長記録は生き残る事を最優先し継続するのがこれからの対策になります。
最も最悪のパターン
これは本当に極論だと思うのですが、現在の相場環境ではあり得るのかな・・・と頭に浮かぶことがあります。
高金利が魅力の新興国通貨ですが、これらの通貨が取引出来なかったり証券会社によって強制ロスカットされる事を考えた事がありますか?
通貨が消滅したり価値が無くなって強制ロスカットされるのではなく、国や証券会社の事情で取引出来なくなる場合があるようです。
アイスランドの通貨でアイスランドクローナと言う通貨が以前そのパターンになったみたいです。
もしこのような事態に陥ってしまったらアウトですね。しかし今の相場ではあり得ないとも言い切れません。
ランド・メキシコペソは最安値を更新し、トルコリラも最安値に向かっています。どの国もデフォルトの危機はあり得ると思っています。
スワップ投資で人気のある通貨ですが、何年も下落が続きほとんどの人が含み損を抱えていると思います。実際に私もトルコリラ成長記録以外のスワップ口座も含み損が大きいです。
『いつかは上昇する』と信じて持ち続けていますが、もしアイスランドショックのように保有している通貨が証券会社から姿を消したら・・・
考えただけでも寒気がしますね笑
そんな最悪のパターンも想定しながら資金を管理していかないといけませんね。そうならない事を強く願っていますが(あり得る)と頭に入れて置いて損はないでしょう。
最後に
取引している通貨がかつてない下落を記録し3月は混乱が続く日々でした。含み損が苦しくなっていますが入金でなんとか耐えたいと思います。
ほとんどの通貨が記録的な値動きを続ける数週間が訪れ、ボラティリティの感覚がマヒしているようにも感じます。特別な相場だと認識していますがこの環境がいつまで続くのか不安感が大きいです。
これから景気後退が予想されているので、そこからどうやって自分の資金を増やしていくのか考えていきたいです。
読んでくれた人ありがとうございました!爆上げこーい!