猛烈な乱高下が継続していますね。流れを振り返ってみると先週末ドル円が急速に上昇したおかげで一時的に含み損は減少しましたが、週明け月曜日はFRBの緊急利下げがありクロス円の乱高下となりました。アメリカが利下げした事により歩調を合わせ世界各国で利下げや金融緩和を行う事になりましたね。
結果として株価の下落を一時的に止める事になりましたが、ダウが記録的な暴落を起こしサーキットブレーカーを連日発動させるなどして為替相場でも円高に進むのか円安に進むのか訳がわからない展開になっています。
これから本格的な円高方向に進んだ場合私のトルコリラ口座は強制ロスカットになると思います。
為替では利益を挙げられていませんが、久しぶりに見た仮想通貨の口座はラッキーな展開になっていたトル猫です(;^ω^)強制ロスカットにならないポジション量で指値注文を入れ放置してた方が勝てる説が浮上してきました笑
現物で仕込んでいくタイミングが来たと思っていますので、数年後に期待しましょう。
話題をトルコに移します。前回の記事ではシリア難民について触れていきました。
先週は為替相場が乱高下した事でトルコ周辺の報道などは入って来にくい状況でしたね。パニック相場の引き金となった新型コロナはトルコ周辺では爆発的に拡大しています。トルコでも数十人の感染が確認されています。感染が爆発的に広がっていないトルコも危機感を高めて学校の休校やスポーツイベントの自粛に舵を取っています。世界中は感染パニックですが、トルコ国内は少ない影響で済んで欲しいですね。
トルコリラ成長記録58
2020/3月11日~3月17日
利下げ幅に注意
新型コロナによる大混乱でアメリカが利下げに踏みっ切った事もあり世界各国では金融緩和の流れになっていますね。日銀も異次元の金融緩和に踏み切りました。
状況が状況なだけにトルコの利下げにはそれ程反応はしないと予想しています。ただ気になるのが利下げ幅です。先進国が利下げに踏み切ったおかげでトルコにとってアドバンテージはある状況ですけど、市場の予想を裏切る利下げ幅になった場合は今まで以上の下落を起こしそうです。
2月に行われた政策金利発表の結果は11.25%⇒10.75%の利下げで利下げ幅は0.50%とこれまでの利下げサイクルの中では最小に収まっていました。この前回の利下げ幅からトルコにはもう利下げ余地は無くなっているのではないかと言われています。
しかし現在の金利が10.75%という事でエルドアン大統領が昨年から連呼している(金利1桁台)が間近に迫っています。
一時は改善傾向にあったインフレ率のおかげでトルコの大幅利下げは市場から容認されていましたが、直近のインフレ率は悪化しているのでやはり今回の政策金利発表は利下げの幅が市場の反応に繋がりそうですね。
今回の利下げで金利1桁台に踏み切るのか、通貨防衛のために慎重な姿勢を見せるのかどちらにしても乱高下相場になる事は避けて欲しい展開です。
市場の予想は0.50%~0.75%の範囲で想定されているので1.00%以上の利下げ幅になった場合は大きな動きになるかもしれません!警戒しておきます。
トルコ中銀の政策金利発表は
3月19日 20:00
※3月17日20:00頃トルコ中銀は緊急で利下げを発表しました!
1%の利下げで9.75%となっています!
これ以上トルコリラが下落してしまうと強制ロスカットになってしまう!
助けてぇ~( ;∀;)
各地での戦闘も油断出来ない
ロシアとの停戦合意で幾分安心感は出ましたが、まだ各地での戦闘は収まっていないようです。
気になるのがまたアメリカが絡みだしたこと。現在の新型コロナで混乱しているアメリカですが、落ち着きを取り戻すとトルコ・ロシア間に口を出してきそうですね。
米シリア大使もロシアとアサド政権の動きに警戒を高めていて『停戦合意を破った場合、欧米同盟国は報復する』と発言していてトルコのS400の件にも触れています。
コロナの問題でどこの国もピリピリ感やストレスが高まっているので矛先を向けられないようにして欲しいですね(;'∀')
選挙活動も本格化してきてますので中東情勢を利用してトランプ大統領は人気を獲得してくる可能性もあるので警戒が必要かもしれません。
ポジション
ランド円
かなりの含み損を抱えていましたが先週末クロス円の上昇により一時的安心感が出て来ましたが・・・一転して含み損がヤバい状況です。新興国通貨全体から資金が流出している状況ですので入金でカバーするまでは下落しない事を祈るしかできませんね。
メキシコペソ円
最安値更新を記録しただけに上値が重い展開ですね。アメリカで新型コロナが流行しだしたのでメキシコに影響はかなり出て来ると考えています。一斉休校の措置を取っていますが、政府としてはメキシコでの流行は今から拡大していくと声明を出しているので更なる安値更新を警戒していかないといけませんね。
買っていきたいんですけど資金的にまだ無理ですね。
中国人民元
中国国内では徐々に落ち着きを見せている混乱ですが経済へ影響は長く続きそうですね。中国での生産が止まっている物はトルコなどに受注が回されているとの事ですが世界各国での非常事態宣言の解除があるまでは活動は緩やかなものになると思います。
トルコリラ円
週末の円売りで反発はしましたが再び下落が加速しましたね。対ドル・ユーロ共に危険な水準までトルコリラ安が加速しています。このパンデミックが落ち着きを見せない展開が続くのならドル買いが更に加速しそうです。なんと言っても一番信用がある通貨はドルですから対ドルでは要警戒ですね。
トルコにとってはありがたい原油価格の下落やアメリカの利下げなど全く恩恵が受けられない状態ですね(;´∀`)ホントに早い落ち着きを願うばかりですよ・・・
スワップ
前回 70159円
今回 71225円
+1066円
かろうじて週間スワップ+千円台をキープ出来ています。
今の状態では何も出来ない(;´∀`)資金管理が甘い!
トルコリラ成長記録を始めた頃はまだスワップも高かったので月に1万円は余裕で達成すると計算していましたが、始めた頃がピークでしたね(;'∀')まぁ開始して1年ちょっとでうんぬん言うつもりも無いので数年後に期待しましょう。焦ってもしょうがないですからね。ただ今回の値動きが怖すぎで強制ロスカットの危険性があります。とりあえず今を生き残る事を最優先していきたいと思います。
最後に
含み損が資金ギリギリまで拡大してきました。強制ロスカットの足音が聞こえています。余裕のレバレッジで取引を行っていたつもりが、焦りがあったのかいつの間にかロットを積み上げ過ぎていました。
このパニック相場が落ち着いた頃、自分が生き残っているなら良い教訓になると思います。正直こんな相場経験した事ないし、その結果を誰かに押し付ける事も出来ません。投資は全て自己責任なんだと再認識させられる体験となっています。
トルコリラ成長記録は続けていきたいので最悪の展開にならないように証券会社の口座には入金は済ませてあります。証拠金維持率が限界だと判断した場合、一時的にFX口座に入金します。今まで続けてきた月1万円の入金とか言ってられない状態なので回避策を作っておきます。
読んでくれた人ありがとうございました!
来週まで生き残っていたら次回もよろしくお願いします(^^)/
次の回