株為替共に大幅な下落を記録していますね。特にダウなどはたくさんの投資家を焼いていきました。トルコリラや高金利通貨も軒並み下落していて世界的なリスクオフとなっています。一部のアナリストからは『これは本当の下落ではない』との見方もあり下落はまだ続くのか・・・と思うと耐えられるか心配になってきました(;^ω^)
スワップ投資をしている人にとっては苦しい時間が長く続きそうです。3月に入り日本企業の決算期などもあるため経済への影響が不安ですね。年度末は忙しくなりそうだなとピリピリしているトル猫です(;´∀`)
さて今回は2月のスワップ収支とブログのまとめを行っていきます。前回のまとめはこちら!
1月は 下がり続けるスワップに苦戦し、月間スワップは3千円台に入ってしまっていました。2月はポジションを増やしていたので多くなっている事を期待したいですね。
ブログまとめ2020
2月1日~2月29日
トルコリラスワップまとめ
さっそく結果を見てみましょう。
1月 64699円
2月 68920円
2月のスワップ獲得
+4221円
2月はランド円のポジションをかなり増やしていたため1月よりはスワップは多い結果となっています。そして見て分かるようにクロス円下落の影響をもろに受けている状況になりました。含み損がかなり膨らんでいます。
円を中心としたトレードなので、恐れていた事が現実になりました。リスクオフの展開になるとマイナスが雪だるま方式で増えていきます。本格的な下落がこれから始まると想像すると耐えられるか心配になってきました。
ポジションの状況などは毎週火曜日更新の
で詳しく見ていきますね。
下落はまだ続く!危険なのはこれから
世界的な株安で混乱の中トルコリラや新興国通貨の下落はこらからが本番ではないかと考えています。
まずNYダウの週足チャートを見てみると過去何年もの間上昇トレンドが継続しています。
2018年は中国との貿易摩擦が出て来て緩やかな上げ幅ですが、2018年末の急落からはかなり堅調に推移しています。現在までの間も度々大きな下落はありましたが、何事もなかったかのように上値を伸ばしてきました。
これは堅調過ぎる動きの中で『下落したらチャンス』と調整の意味合いで買いを入れる投資家が多かったからだと推測できます。今回の下げも今までと同じように買いが入って来れば数ヶ月で元の水準まで来ると思うのですが(これが本格的な売り相場)になってしまった場合はこれまでの上げ幅が大きかった分の更に下落が加速しそうですね。
世界経済はアメリカが中心で約10年周期で大暴落が来ると言われています。リーマンショックから10年以上経った今(そろそろ暴落が来る)と狙っていた投資家も多いと思います。
(まだ買いだ!)と買いを狙う投資家が(これはヤバい!売りだ!)とマインドを変えてくるタイミングが本当の下落の始まりだと思っています。
ただ個人的にはここから買いが入ってきて底堅い展開になることを願っています( ;∀;)
スワップ投資は耐える時
たった1週間の内に含み損がエライ事になっています。トルコリラ円が18円を割り込んだタイミングで少量の買いを入れましたが、見事に下落しっぱなしです笑
下落が始まった時に含み益が出ているポジションは決済しようか迷いましたが、結局実行には移すことが出来ませんでした。(;´∀`)この判断がこの後どうなるか心配です。
ここでトルコリラの動きを予想してみます。ドル・ユーロ・円の日足チャートを見てみます。
クロス円はリスクオフのため円買いがおこっていますね。ここで注目して欲しいのがドル・ユーロに対してもトルコリラはかなり売られています。
順位的には
円>ドル・ユーロ>トルコリラ
この関係性がわかりますね。
他の高金利新興国通貨を見ても同じ関係性です。チャートを見た感じはこの状況は続きそうで、更に下落は続くと考えています。トルコリラ円は過去最安値も視野に入れながら相場を見ていく必要がありそうです。
スワップ投資をしている人にとっては厳しい展開です。新興国通貨はリスクが高く世界的な危機になった時には真っ先に売られる状況になります。
ここで値が下がっているからと安易に買いで入ってしまうと簡単に強制ロスカットになってしまいます。今の状況では買いを控えて相場が落ち着くまで耐える事が重要だと考えています。
しっかりと資金管理を行い強制ロスカットにならないようにしないといけませんね。その間にも入金などをしておいて、下落トレンドが落ち着きを見せた頃に買いで入れるように力(資金)を貯めておきたいと思います。今は耐える時!
トルコリラ暴落を警戒
現在のリスクオフに追い打ちをかけるように、トルコとシリアでの戦闘が激化しています。トルコが定めた2月いっぱいの猶予期間を過ぎたためこれから更に状況悪化が予想できます。
これに加えてトルコはシリアからの難民が欧州に流れ込むのを止める気がないようで、欧州との関係悪化も見えてきました。これに関してはトルコは欧州に向けてメッセージを送っていましたが上手くいかず・・・批難は避けられそうにありませんが、欧州もこの問題をトルコに押し付けていた責任もあります。
お隣のイランでも新型コロナが感染拡大しており、トルコに広がる事が心配されています。
為替相場でトルコリラは大きく売られている状況の中、盛り沢山過ぎる悪材料があり暴落に警戒しておかなければいけませんね。
最後に
様々な下落要因が重なりあっている今も状況はとても危険で、スワップ投資している人にとっては一瞬にして資金を失う可能性があります。もし想像以上の含み損を抱えて不安が多い方は思い切って損切りしポジションなどを調整しておく方が良いと思います。そして今が買い時と判断している人も資金と相談しながらポジションを持った方がいいと考えています。
私は耐える方向で考えていますが(耐えない)という選択肢も選べるので無理のない投資を優先していきたいですね。強制ロスカットになりませんように!笑
読んでくれた人ありがとうございました!(^^)/
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