先週は米雇用統計があり、週末は少し動く展開になりましたね。トルコリラの方も19円台を行ったり来たりと向かう方向を探っているように感じていましたが、地政学リスクがジワジワと出て来ましたね！アメリカとトルコの間で進められていたシリアの安全地帯設置問題でも進展は無くエルドアン大統領から『トルコは独自路線を進む』と発言があると、地政学リスクからトルコリラは売られました！トルコリラにとっては良い動きが続いていただけに、少し残念な展開になっています。
しかしこれもトルコの計算の内に入るならまだ可能性は残りそうです。正直今のアメリカの状態はトランプ大統領の弾劾に注目が集まっているからです。トランプ大統領も就任以来最大にイラついている様子です。この状況の中でトルコとの問題に手が回らないなら、多少アメリカがトルコに対して譲歩してくれるのではないかと考えています。
手一杯な理由として北朝鮮がこれだけミサイルを乱発しているのに（中単距離には干渉しない）とトランプ大統領は言っています。ミサイルを発射しても反応は薄いですし、自分の成果として北朝鮮を非核化の軌道に乗せたとしたいんだと思います！この手一杯の状態でトルコが独自路線を進むと言って来てたら『少し譲歩してトルコを手なずけろ』という状況になるのではないかと考えています！
現にトルコがシリアで軍事行動を取っている今でも口では『トルコを非難する！』と言っていますがアメリカ軍は撤退の方向に向かっています。トランプ大統領もトルコに対して強く牽制する発言を出していますが、来月には会談が予定されていてこの一連の行動は水面下で事前にシナリオが決まっていた感がするのは私だけでしょうか。
アメリカ側は⇒軍事衝突という最悪の結果を回避
トルコ側は⇒アメリカに譲歩させた、国内外に向けてアピール
この展開になればお互いに美味しいところを持っていけると思うのですが、今週からはこのニュースがトルコリラ相場を動かす材料になりそうですね。
この問題でアメリカとの溝が深まらなければいいのですが、間違いなく今後のトルコリラを左右する問題なので注視していきたいと思います。
それではトルコリラスワップ成長を見ていきましょう！過ごしやすい季節になり、どこかに遠出したいなと考えているトル猫です(*´▽｀*)
前回はこちら
トルコリラ成長記録
10月2日～10月8日
ポジション
ランド円
7円を割り込む展開かと思っていたのですが、底堅く粘っていますね！高金利通貨全般がこの水準を試しているように下がっては跳ね返しを繰り返しています。含み損は前回からあまり変わりませんが、スワップがついてくるのでプラスに向かっていると錯覚しそうです。ポジションが増えるにつれて含み損に対する感覚がマヒしてこないように気を付けたいです！
メキシコペソ円
先週はポジションの追加タイミングが来たかなと思ったのですが、あと少しの所で上に行ってしまいました！(;^ω^)去年（2018年）や今年の8月に比べるとメキシコペソ円は上昇しそうな展開になっていますね！今回ポジションを追加したかった水準は5.3～5.35あたりだったのでもう一度くらいチャンスが来そうなのですが、ここから怖いのが大統領選挙に向けたトランプ大統領の発言ですね！あれだけメキシコとの国境に壁を建設すると言って支持を集めて来たので選挙が近づくにつれて再びメキシコについての発言は多くなる事が予想できます！このことを考えるともう少し待った方が無難なのかなと思うようになっています。資金的にはまだ余裕があるのでとりあえずは5.30付近で1枚は狙っていきます。
中国人民元
元ちゃんは上昇の気配が見られませんね！香港の問題も深刻化して来ていますし、アメリカ側も法案を出してきました。米中貿易戦争真っ只中なので、香港の問題にアメリカが本腰を入れて介入してくると米中間の溝は拡大しそうですね！まぁトランプ大統領は正直今はそれどころではないと思っているでしょうが笑
トルコリラ円
今回も新たにポジションを追加しました。目標にしていた18.800～18.850の間で18.830での追撃です！ポジションの平均は下がり20.074まで来ました。
もう少しで20円を切れそうな平均まで来てます。
本音を言えば下落した後に買いたかったですね。
最近は順調に見えていたトルコリラ円ですが『シリア問題で独自路線を進む』発言でリスクが再燃し売られる展開になっていますね！しかし18.700付近で跳ね返される動きが続き先週を終えました。粘っていたラインでしたが週明けの月曜日からは下落が止まらず18.300付近まで下がりましたね！
私が買ったら下がるスパイラルから脱け出せそうにありません。涙 まだまだ読みが甘いのかな！
年末にかけては強気のポジションを何枚か持つ予定なので、このまま下落を続けるようなら18円台ではあと0.1枚の追加を考えています。それからさらに下落が進む場合は1円幅で合計0.3枚の追加をしていこうと考えています！
今まではトルコリラを買う間隔が長かったのでほとんどの注文を手動で行って来ましたが、指値注文に切り替えて行うのも検討しています。来年までには入金額もそこそこの資金になるのでポジションを追加する間隔も短くなっていくと想定しています。指値注文のほうが圧倒的に楽ですからね。(*´▽｀*)
スワップ
前回 47344円
今回 48668円
＋1324円
スワップが5万円に到達しそうですね！原資10万円から始めたトルコリラ成長記録の半分です！現在のペースを維持出来れば1年ちょっとで10万円は達成できそうですね！トルコリラ以外でのスワップも含まれていますが、今はどうにか資金を増やすことを優先しています。最終的にはトルコリラだけで回せる口座に出来ればと考えています。いつになるんだろうなぁ～(;^ω^)
インフレは改善傾向！？
トルコリラの投資で懸念される材料として高いインフレ率があげられていました。しかし最近のトルコはこのインフレが改善傾向に向かっているとし、トルコリラは底堅い動きが続いていました！
エルドアン大統領は独自の考えを持っていて、高金利だからインフレになるんだと強く主張しています。本当に独特です。普通はインフレを改善するために金利で抑制すると言うのが一般的なのですが(本当にそう思っているのか)（それともただ理解出来ないだけなのか）疑問に思うところがあります。
エルドアン大統領の根幹にはイスラム金融があるのはよくわかりますが、グローバル化が進んでしまった現代には少し理解に苦しむ思想ですよね。
昨年はアメリカとの関係悪化などが要因でトルコリラ安が進みました。そこからインフレも問題になりましたが、徐々に改善に向かう展開になっていますね！9月の発表では久しぶりに9.26％と一桁台に戻してきています！
この調子で更に改善が進めば、トルコリラには追い風になりそうですね！(;´∀｀)しかし気になるのはその数値が正しく改善されたかどうかなどインフレ改善を国内外に向けにアピールするために無理やり操作していたなら大変な事になります。考えにくい事ですが、今のトルコならあり得そうです。
エルドアン大統領はトルコ中銀などにもの凄い圧力をかけていることなどで有名ですからね！この間も大幅な利下げをさせたりしています。この事を考えると『どうにかインフレを改善しろ』とエルドアン大統領からの圧力があれば（都合の良い）ように見せている可能性も0では無いと考えています。あり得ないとは思いますが・・・
とりあえずはインフレは改善傾向に向かっているとして、今後のトルコリラを見守っていきたいと思います！でもまたシリア問題などでアメリカとの関係が微妙な雰囲気にありますので、昨年の様な展開にならないか心配しています。
何とかアメリカとトルコお互いが納得のいく展開に進んで、インフレも改善！トルコリラ爆上げの展開になって欲しいものです。
最後に
週明けからのクロス円の動きを見てみるとトルコリラ円以外は上昇しているように見えますね！ここは少し警戒したいところです。トルコ関連のニュースが出るとトルコリラに反応が出やすい状況だと思っています。
シリア問題が本格的な話題になってきましたので、突発的に反応する事が予想されます。来月の首脳会談までは油断出来ない展開が続きそうです！
買い増しをしたいタイミングですが無理はせず資金と相談しながらチャンスを待ちたいと思います！
読んでくれた人ありがとうございました！次回もよろしくお願いします！
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