シリア問題などが激化して来てトルコリラは下落のスピードを加速させてますね。報道などでもトルコ侵攻の話題が多くなっていてトルコリラの暴落は近いのではないかと警戒しています。アメリカからの制裁についても憶測が飛び交っていますね。
先週のクロス円は大きく上昇し全体的にリスクオンの展開でクローズを迎えました。久しぶりに相場が大きく動いた!とトレードに夢中になりましたが、トルコリラに関してはクロス円の上昇からは無縁で下落する展開になりましたね。この展開で上昇しないトルコリラを見て暴落を意識し始めたトル猫です。(;´∀`)
トルコリラ円が上昇しないのは現在のシリアリスクからして仕方ない状態だとは思うのですが暴落の前兆のような気がして不安な心境にいます。今回は上昇の兆しが見えないトルコリラが暴落した時に備え、出来る準備の事を書いてみたいと思います。
前回はこちら
トルコリラ成長記録
10月9日~10月15日
ポジション
ランド円
クロス円の上昇に引っ張られて動く展開になりましたね。含み損も減って来たので一部利確を考えましたが、更に上に行きそうな状況になって来たのでしばらく待ってみようと思います。
メキシコペソ円
こちらも上げて来ましたね!スワップのおかげでプラテンしています。なんだかんだでやっぱりメキシコペソ円は優秀な投資対象ではないかと改めて思ってきました。累計スワップも2000円近づいています!
証拠金も少なくて済むので少額の投資には向いているかもしれませんね!メキシコペソ単体の口座は作っていないのでこれから作ろうか検討しています。
中国人民元
元ちゃんはアメリカとのやり取りで若干上昇していますね。年末にかけて一度くらいは利確のチャンスが来そうな雰囲気になってきました。
トルコリラ円
プラス域で推移していた損益はマイナスになりそうですね。シリアの問題が目立ってますので下落が進みそうですね。どうして次から次へとトルコは問題が大きくなっていくのでしょう(;´Д`)そして気になるのがアメリカからの制裁ですね。先日トランプ大統領とエルドアン大統領は今のシリアについて電話会談を行ったとしていますが、内容はハッキリとしません。お互いこの結果になることが分かった上でのやり取りに感じられ中身の無い会談になったと思います。
制裁の内容はトルコ要人の米口座の凍結や鋼鉄製品の関税引き上げなど、若干トルコに対して控えめな制裁ではないかとされています。トランプ大統領やアメリカからしてみれば形だけの制裁に留まりそうですね。
スワップ
前回 48668円
今回 50005円
+1337円
スワップの合計が大台の5万円に到達しました!約10ヶ月トルコリラの積立ではなかなかの成果と感じています。スタートが10万円でしたから原資の半分を達成したことになります。幸いにも大事故は起きていないのでこの調子で積立をしていく予定です。トルコリラが下落して来ている展開でもまだプラス域をキープ出来ているのでポジション取りのペースも問題ないと思っています。
上昇の兆しが見えない
トルコリラ円は他の通貨とは対照的に上昇する兆しが見えませんね!売買比率を見てみてもトルコリラ円の売りが増えてきている印象です。
2ヶ月前の8月の売買比率になるのですがこちらで画像と比べると分かりやすいと思います。
価格帯が違うので今と比べるのは微妙ですが、若干売りが多くなって来ていますよね!売買比率の事はこちらで書いているので時間がある方は見てみて下さい。
当時と状況は違いますが、トルコリラ円の売りで相場に入っている人は増加していることが分かります。基本的にトルコリラなどはスワップ狙いで取引される事の多い通貨ですので、売りで入るとスワップでマイナスになってしまいます。
それでも売りが増えているという事は買い玉が減ってきたか、下落を狙われているかのどちらかではないでしょうか。
私はこう考えています。今はシリア問題などでトルコのリスクが高くなっていてトルコリラの投資が控えられ買い玉が減少。急落に備え売り玉が多くなっている。少し考え過ぎの展開かもしれませんがこんな展開を予想しています。
要人発言などのタイミングで下落⇒ロスカットが発生⇒更に下落加速⇒様子見していた投資家の売り参戦⇒暴落⇒売りで入った投資家の利確からの買戻し。
前にもこのような動きがありましたよね。フラッシュクラッシュです。さすがにこんな短期間で何回も起こる事ではないと思いますがAIの取引が圧倒的増えているので、瞬間的な反応で可能性は0ではないと思います。
上昇の兆しが見えない今のトルコリラは少し危険な状態かもしれませんね。スワップの積立をしているので売りでは入りたくないですし。でも相場が動くタイミングはリスクでもありますがチャンスだとも思っています。そこで何がしたいのか!
暴落したら積立
私が予想した展開が必ず来るという事は無いですが、備える事はしておこうと考えています。こちらでも書いたのですが暴落時はポジションを一気に積み上げる考えです。
このトルコリラ成長記録は資金が少ないので価格を見ながらの調整になりますが、メインの方では勝負をかけていこうと考えています。暴落は起こって欲しくはないですし起こらないことを願っていますが、もし暴落が起こってしまった場合!
強制ロスカットにならないギリギリのポジションを積み立てたいと思います。
成長記録は1円幅で0.2枚を手動で注文していく予定です。最大で1枚を計算しています!この想定だと5円幅の動きを見せれば最大枚数です。
0.2枚保有する理由は、反発時に0.1枚の利確を考えているからです。そんなにうまくいかないと思いますが少しでも資金を増やす事を意識します。限られた資金なので枚数自体は少ないですが、やれることを想定して行動していきます!
想定することにコストは掛かりませんのでいくらでも相場が動くシナリオは考えていた方がいいと思います。
出来る人は事が起こってから状況判断するのも容易かもしれませんが皆がそういう訳にはいきません。昔の私も相場が急変動するとパニックになりました。ドル円などのトレードで何度も経験しています。要人発言などがいい例ですね。当時は投資経験が浅かったので動いた理由が分からず思考停止です。資金を一気に削った苦い経験もあります。
それから急変動時はトレードしないマイルールを作ったり、想定を繰り返し行い少しずつ結果を残せるようになってきました。トルコリラの積立でも下落することを前提に考えてトレードする事で焦ってポジションを持つこともなくなり、暴落した時は積立のチャンスだと意識出来るようになりました。口座は含み損ですが、ポジションを全て決済しても資金は始めたころより確実に増えています。
下落が続いているトルコリラですが、動いた時にどこのラインで入るかを想定する事で資金管理が楽になりますし落ち着いて狙いを定める事が出来ると思います。暴落が意識される展開では買うか買わないかを決めておくだけで相場の見方が変わってきますよ。様々なシナリオを描いてみるのも一つの手法なのかもしれませんね(*´▽`*)
最後に
暴落時などに焦ってポジションを積立することはとても危険です。短期的決断で資金が一気に減ることだってあります。トルコリラの積立を始めたころの私がそうでした。
暴落した時は何が出来るか、どう想定をしておくかで結果は大きく変わって来ると思います。投資は結果がすべてなので強制ロスカットにはならないようトルコリラの動きを見ていきたいと思います。
読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/
次の回