嫌な雰囲気になってきたトルコリラは相変わらずの動きが継続中って感じですね。全体的な為替相場は先週金曜日にアメリカの雇用統計が終了し、またドル円が111円台の中間まで進みました。ドルが買われたというよりは円が売られた感じで、その他の主要通貨、新興国通貨も値を上げましたね。トルコリラ円は微妙な動きでしたが、個人的には円安方向に動いてくれているのは助かります。
仕事の方では全く状況が好転せず、コロナ禍をどう切り抜けようか試行錯誤の連続のトル猫です(;´∀`)私個人は経営には全く関係ないのですが、夏季のボーナスは絶望的と言うかどう考えて(出ない)だろうと覚悟しています。去年はいきなりボーナスカットを宣告されただけに今回は心の準備をしています。
さて個人的な話は置いといて、今週もポジ、スワップを確認していきます。前回はこんな感じでした。
トルコリラにとってトラウマ的な夏場がやって来ましたが、こちらは(何かある)前提で動いていますので何とかなりそうですw
トルコリラ成長記録127
6月30日~7月6日
利下げ圧が濃くなってきた
毎月の事ですが、トルコ中銀の政策金利が注目を集めてきましたね。最近ではエルドアン大統領が念を押すように金利についての発言が増え、トルコ中銀も厳しい感じになってきているようです。
金利発言が出ると総裁のカブジュオール氏は現行をキープするとしてきましたが、政権側が人事操作などをやっている噂があり、いよいよ強行してくるんじゃないかと思っています。
そして、金利に直結する重要指標のインフレ率の発表がありました。
結果は4%の悪化…現段階の利下げは厳しい事が分かりました。この結果を受け市場はトルコリラ売りに動きました。インフレ抑制で金利を上げているのに改善傾向が見えないのは今のコロナ禍の影響もあると思いますが、負のスパイラルって感じになっていますね。
この状況が改善しない事には利下げは現実的ではないので、独自の考えを持つエルドアン大統領の考えが変わる事を期待したいですね。
通貨防衛の方でもトルコ中銀は介入や外貨預金の準備率を引き上げるなど、やけくそ的な策を取っていますが前回も失敗に終わっているので今のタイミングでエルドアン大統領と金利対決は避けて欲しい事案ですね。
トルコリラはかなり弱気の動きが続いていますので、今の状況だとマジで夏場あるかもしれません。
ポジション
ランド円
先週からの新興国通貨売りが一服し、ドル売りもあった事で上値伸ばして来てますね。あの時の下落はチャンスだったようですwしかし、ここ数ヶ月は上昇基調にあったため年内あと一回は下落する場面あるのかなっと思っています。
トルコリラ円が下落しなければ狙っていきます。長い様子見が続きそうです。
メキシコペソ円
上がりましたね。原油相場が上昇していて原産国のメキシコに恩恵があるようです。最近の利上げも影響していると思いますが6円付近まで上がってくれないかな!ジリ高の動きならありがたいですね。ポジはキープで利確チャンスを待ちたいと思います。
トルコリラ円
7月に入ったので定期購入をしました!
現状トルコリラは厳しい展開ですが、ポジを増やさない事にはスワップが苦しくなってきますからね。少しずつですがポジの積立をしていきます。このポジ以外にも下落時に追加で買える資金を残しておきたいところですが、下落の幅にもよりますので慎重な判断をしていきたいと思います。トルコリラ円の平均も18円を割り込み少しずつ下がってきました。下落せずに持ちこたえてくれ。
スワップ
前回 122147円
今回 123513円
+1366円
7月分の入金で口座残高が増えました。今のところ余力は少しありますので夏場を凌いでいきたいですね。週間のスワップは微増です。この範囲でしばらくは増やして行ければなと思っています。日割りのトルコリラ円スワップも40円台をキープしているので今の流れが続いて欲しいです。
最後に
アメリカ軍がアフガニスタンから撤退するにしたがって後釜にトルコ軍が駐留する動きが6月にあった米トルコ会談で進みそうな感じですね。まだ確定ではないと思いますが、両国の関係を深める一歩になってもらいたいですね。細かい取り決めなどはこれから報道で出ていくと思いますが、途中でパー!っと言う事も想定しておかなければいけません。関係改善を見越してのトルコリラ買いポジもあると思うのでそれらの資金が一気に流れる可能性があります。慎重に観察していきたいと思っています。
読んでくれた人ありがとうございました!
次の回