トル猫 FX

FXを勉強しながらデイトレやスワップをやっています!投資初心者向けの記事を書いていて、なるべく分かりやすい言葉と、シンプルにスマホでも見やすい!を目標に作っています!トレード実践をやっていて皆さんの参考にしてもらえるように頑張ります!将来的には40代でのセミリタイアを目標にしています!

トルコサプライズの金利据え置き実質金利の動向をチェック

ドル円が急落からの急上昇を見せて為替相場は結構振り回された先週になったのではないでしょうか。週明け月曜日からのドル円も強いのか、弱いのかどっちだ!というっ感じです。

トルコリラでも先週はサプライズ的な金利の据え置きがあり、買われたり売られたりの方向感の無い展開でした。個人的にはメインのトレードで(ドル円が捕まった涙)と思っていた矢先、利確ポイントまで値を戻し嬉しい利益を獲得出来たトル猫です(*´▽`*)

 

先週はこんな事を書きました。 

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 少しトルコリラのスワップも増えて来て2桁を回復していますね。そして注目していたトルコ中銀の政策!結果は、なんと【据え置き】まさにサプライズでしたね!ちょっと相場観が変わってきた印象です。では今回もスワップやポジション状況を確認していきます。

トルコリラ成長記録74

2020/6月24日~6月30日

 

サプライズの金利据え置き

これまでトルコ中銀のウイサル総裁は連続で利下げを行って来ましたが、6月25日に発表があった政策金利でついに据え置きの判断踏み切りました。

トルコリラのスワップ狙いをしている人にとってはサプライズな展開になったのではないでしょうか。

 

市場予想の方でも利下げするのではないかとの見方も多かったので、トルコリラは対ドル対円でも上昇を見せた後、戻り売りの結果となりました。個人的にも利下げすると予想していたので良い形で裏切られました。

 

しかし、裏を返せば(もう利下げ出来ない)局面までトルコリラは追い込まれているとも捉える事が出来ます。

去年からはインフレ率の改善と共に政策金利の利下げが市場から容認されていましたが、今年に入ってからのインフレ率は改善に陰りが見え始めました。

 

新型コロナで世界各国が経済対策を打ち出し、流れ的には金利を引き下げて企業の活動を圧迫しないような動きの中で、今回のトルコの金利据え置きには違和感がありましたね。

 

トルコ中銀は据え置きの理由として、インフレ率を見据えた事や季節要因で食料品価格の上昇などを挙げています。声明として良かった点がインフレ率の発言が多かった事と慎重な金融スタンスを取っていく発言が見られた事です。

ただ、利下げをどのくらいまで続けるのか!?つまり金融緩和サイクルについて言及しなかったのがトルコリラ買いが続かなかった原因かもしれません。これからはトルコのインフレにさらに注目が集まりそうですね。

インフレ率が改善しない事には実質金利のマイナス幅が拡大していくので、これ以上トルコリラの下落は避けたい方針が見えてきたのはプラスに捉えます。

 

スワップ投資に人気ある通貨の国の実質金利を確認すると(2020/6/25時点)

南アフリカ -0.3

メキシコ  2.1

トルコ   -3.1

 

トルコはダントツで実質金利のマイナス幅が大きい事が分かります。通貨危機やトルコショックによって政策金利を大幅に上昇させた余韻が残っている事が原因と、思うように改善しないインフレ率が原因だと分かります。

インフレが改善していき政策金利の利下げペースが穏やかならトルコリラが買われるチャンスは残されていそうですね。今は経済の傾きを保とうとしてバランスを取っている印象があるので、何とか持ち直して欲しいところです。

 

しかし、ネックになり怖いのがエルドアン大統領です。今回の据え置きに対しての発言がまだ確認出来ていないので、どう思っているのかが気になります。

エルドアン大統領はイスラム金融という考えがあり、金利自体を嫌っている節がありますのでトルコ中銀に対して圧力をかけて来ないかが心配ですね。トルコ中銀の前総裁がエルドアン大統領により更迭された件がありますので、警戒はしておきたいですね。こちらでイスラム金融などにもついて簡単に説明していますので良かったらご覧下さい。

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サプライズ的な金利の据え置きは、今後トルコリラ相場にどのように作用するかまだ予想出来ていませんが利下げペースは鈍化して行ってもらいたいですね。

今後は政策金利よりも優先して実質金利の改善を注視していこうと思います。

 

ポジション

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ポジション

ランド円

目立った動きはありませんでしたが、6.1円をサポートにして粘り強い動きが続いていますね。ニュースなどではネガティブな報道もありましたけど反応はあまりないですね。ポジションの含み損も5万円近くあるので、数ヶ月は動かせない状況が続きそうです。

 

メキシコペソ円

メキシコ中銀の政策金利発表があり-0.5%利下げの結果となっています。

5.5%⇒5.0%

声明発表ではパンデミックの影響が大きく全会一致での決定でインフレ目標は目標値に近いとの事だったので、景気の回復と共に上昇するのではないかと考えています。

ポジションも追加して平均値が5.154になりました。

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新たに追加したメキシコペソ円

これで枚数が5枚に達したので、少し慎重に動いていこうと思います。今年はMAXで8枚までを想定しているので、最安値付近に来たら買っていこうと思います。

 

中国人民元円

対円ではほとんど動きが見られず、停滞していますね。アメリカで香港保護の動きが活発になり米中間の関係が気になるところです。これからアメリカの大統領選挙を控えて対中発言が多くなりそうなので警戒しておきたいです。

 

トルコリラ円

サプライズ的な金利の据え置きで上昇するかと思われましたが、瞬間的な値動きに終わりました。やっぱり実質金利の拡大が懸念されているんだと思います。

外貨準備も減少していると発表があり6/25時点で532億ドル

通貨防衛が出来るか不安感が出ています。

地政学リスクもフランスからトルコに向けて厳しい発言があるし、再びアメリカでも一部の議員がトルコに制裁を与えるべきと動きが出て来ました。これから夏にかけて相場も閑散としてくるので暴落には警戒しておきたいですね。

トルコリラは2年連続で8月に暴落を起こしているので、2度ある事は3度あると思っていた方が良さそうです。

 

スワップ

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口座残高

前回 78658円

今回 79426円

+768円

 

週間のスワップでは金額が少しまとまって来ましたね。多いとは言えませんが、200円台だった頃と比べるとマシにはなっていると思います。

累計のスワップでも8万円が見えてきました。来月中には達成出来ると思います。約1年半続けてこの結果はちょっと微妙な気がしますが、数年後にはある程度の資金になっていて欲しいですね。

 

最後に

メキシコペソ円で積極的にポジションを取り利益を狙っていますが、思うような結果はまだ出せていません。限度枚数を決めてトレードをする予定ですが、アメリカの大統領選挙が近づくにつれて(またメキシコにマイナスな発言があるんじゃないか)と少し不安な部分もあります。第二波も恐怖感としては残っているので、10PIPS程度の利確にしていきたいと考え始めました。この判断がどう資金に影響するのか焦らずに管理していこうと思います。

 

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/