トルコリラ円安で上昇中今年の内に2桁回復出来るか期待

先週ドル円が128円を超えますます円安相場が続いていますね。新興国通貨も対円では好調でいい感じに上昇が続いています。トルコリラは政策金利発表を終えて、特に動き無しって感じですね。先週書いた（ワンチャン利上げあるかも）って予想していましたが、そんなサプライズは無く市場予想通りの据え置きでしたね。

www.torunekofx.com

しかし、要人発言を見ていくとこれまでのエルドアン大統領を意識した利下げ派の発言から（インフレを抑えるためには仕方ないよね）利上げもあり得るよ！的な感じに変化していっています。今月は据え置きでしたが、今後はいつ方針転換してもおかしくないと思っています。来年は超ビックイベントの選挙もありますし、トルコリラが楽しみになってきたなと思っているトル猫です(;^ω^)

それでは今週もポジやスワップを確認していきます。

マクロプルーデンス政策って何よ
ポジション
スワップ
最後に

トルコリラ成長記録168

2022/4月13日～4月19日

マクロプルーデンス政策って何よ

冒頭で書いたように、14日に行われたトルコ政策金利発表は市場予想通りの据え置きの14％になりました。

そして発表後の声明では、インフレ目標5％を達成するためにはあらゆる手段を使うっと前回までのニュアンスと若干の違いが出て来ました。またマクロプルーデンス政策を強化するって文言が追加されました。

・・・・・！？　ん！？　って感じでしたが、ちと調べてみました。

日銀さんが説明しています

リスクを十分把握して安定感を出す！金融システムを分析して評価を重視する！って感じでいいんでしょうか！？ｗ

とりあえず、ぶっ飛んだ文言で無い事とデータを見ながら慎重に行くよ！って捉えると少し安心感が出ましたね。

声明文を出してからもチャートはほとんど反応しなかったので、これからの動きは引き続き対円では円安動向、リラ単体ではウクライナ情勢による経済への影響が動きを支配しそうですね。ロシアへの世界的な経済制裁によりトルコは輸出入関連でジワジワと打撃が来ると予想されていますのでその規模がどの位なのか不安材料ではありますね。

ドルトルコリラでは金利発表後少しだけリラ売りが落ち着いているのでこの動きはキープして欲しいですが、世界的に利上げラッシュの中トルコはその足を止めています。他の新興国通貨と金利差が拡大したら、トルコに資金が集まってくるでしょうか・・・世界的な波に乗るのか、取り残される今の路線を進むのか・・・トルコはどちらを選択するんでしょうね・・・

ポジション

ランド円

新規で買い利確したランド円ですが、その後もジリジリと値を上げていますｗホントに凄まじい円安ですね。ドル円でも約20年ぶりの円安で私がFXを始めてから当然ですが、これほどの円安は見た事がありませんｗそしてドルが強いｗアメリカの経済が最強ｗ新興国に資金が回ってくるのかなぁって感じです。ランドは下がれば買うスタンスでしばらくは強気の買いをしたいと思います。

メキシコペソ円

こっちはまだ利確していませんが、利益が乗ってきました。ランドの方が利確出来たためもうちょっと粘り気味で保有しようかなっと思っています。下で買っているポジもスワップなど結構貯まって来たので美味しくなって来ました。ペソは特に材料は無く、円安の相場を流れているって印象を受けます。対ドルでもそんなに動きが無いのでしばらくは上昇することを期待します。

トルコリラ円

定期購入分のポジが珍しくプラスになっています。今月は定期購入だけではなくランド円で利確した利益の資金でも追加で買おうか迷っています。今年の内にサマリを10枚くらいにはしたい考えですけど、やはり金利差が気になりますね。利上げが望まれている相場環境ですけど、トルコはそこに動くのか、完全無視かで分からない状況です。ドルが利上げする事で高金利の魅力が失われていきますから資金が流出していかないかが不安要素ではありますね。そして少しプラス要素としてはサウジアラビアとの関係改善に向かって少し動きがあったことですね。こちらは是非良い方向に進んで欲しい。

スワップ

前回　183343円

今回　184782円

+1439円

ランド円が少しスワップが増えています。トルコリラ円はギリ20円台。このラインは維持して欲しいですね。週間のスワップは先月に比べると約100円程増えました。今週はチト少ないです。嬉しい展開になって来ましたけど、その分ポジは増やしている訳で円安の流れが落ち着き円の買い戻しが起きた時に含み損が増えるので、その辺は考えながらポジを増やしていかないといけませんね。いつも通り焦らずやっていきます。