トルコ金利は据え置きで一安心の展開か

ドル円の下落が始まりクロス円の下落が続いていますね。トルコリラ円も8.50円を割れ上昇しずらい雰囲気になって来ましたね。最近は円売り傾向が強かったので、調整的な意味合いでも少し円の買いが強まってきそうな相場になってきました。絶好調だった株式市場も少しずつ上昇が鈍くなって来ていますね。

感染者が急増し仕事が暇になってきているトル猫です(;^ω^)ちと参ってきました。急に仕事でキャンセルが増え始めあっという間に今月は赤字になりそうな雰囲気になっていますｗマジで早めに落ち着いてもらいたいと思っています。

では今週もポジションやスワップを確認していきます。先週はこちらです

www.torunekofx.com

心配されていた政策金利が終わりましたね。毎月ヒヤヒヤしていますよｗトルコは悪い意味で市場予想を超えてきますので（今回は予想通りでお願いします）って感じでいつも指標を待っていますｗ

据え置きで無事通過
ポジション
スワップ
最後に

トルコリラ成長記録156

2022/1月19日～1月25日

据え置きで無事通過

先週の1月20日にトルコ中銀による政策金利がありました。事前予想では利下げや据え置きで予想が割れていましたが、市場予想が多かった【据え置き】の結果となりました。

個人的にもワンチャン利下げもあるかもっと思っていたので、とりあえずは一安心って感じでした。この政策金利発表の前日にはエルドアン大統領が『金利・為替レート・インフレ率は徐々に低下する』って発言していたので少し緊張感がありました。

政策金利発表後の市場は【買いで反応】それ程大きいものでは無かったのですが、膠着状態のリラを動かす動意にはなりましたね。しかし、その後は買いが続かず株式市場がリスクオフの展開になるとジリ売りが強い状況になりました。

発表後の声明はそれ程変わらず。

インフレ目標5％を達成するまで利用可能な手段で対応していくって感じでした。

しかし、今回の据え置きだった事はこれからのトルコリラにとっては若干プラスに作用するかもしれません。今まで利下げ一辺倒で続いてきた政策金利が今回の据え置きで一旦落ち着く見方が多くなっているからです。

前日に金利が低下すると言っていたエルドアン大統領もこれ以上の通貨安は取り返しのつかない痛手になると思ってきたのかもしれませんねｗ

まだ安心できる段階ではありませんが、今後トルコリラがある程度上昇するまでは金利が下がる事が予想しにくくなっていますからチャンス到来かもっと思っています。

そして少しプラス材料が出て来ました。

少し前にアラブ勢が今のトルコ関連は買い時かもっと判断しているって話がありましたよね。それが前進しそうな感じになってきました。

UAEがトルコとスワップ協定（FXのスワップとは違います）を結んだそうです。

規模は47億ドルで、これにより若干外貨準備高が枯渇しているって面への安心感が出て来ましたね。

莫大なオイルマネーで投資大国となっているアラブ諸国が投資対象としてトルコを選ぶという事は世界の金融市場も目を光らせますから、これからトルコに投資マネーが流れてくるきっかけになればいいですね。

ポジション

f:id:tairasticks:20220125174944j:plain — 口座残高

ランド円

先週は得に目立った材料が無いのに、対ドルでのランド買いが続きましたね。週の後半では7.50円を超える上昇で底堅い動きが継続中って感じですね。雰囲気的に株式のリスクオフがきても新興国通貨が買われている印象があります。米国株式市場から資金が流れて来ているのでしょうか！？バイデン大統領はアフリカと友好路線のため期待感から買われ始めてるんでしょうか。アメリカの早期利上げが観測されてランドは売られる展開になるのかなって思っていましたが、そんな感じもありません。

資金に余裕が出て来たら買いのポジションを増やしていきたいと思っています。

メキシコペソ円

ペソも好調に動いている印象があります。金利面でも実質金利がマイナスなためこれから政策金利の上昇があると予想が出ていますので、まだ力強い動きは続きそうですね。

今年で考えるとメキシコペソは上昇が続くと思っているので買い場があれば買っていきたいと思います。

トルコリラ円

5会合ぶりに据え置きとなった政策金利発表があり少し落ち着きが出て来た印象のリラ。アメリカの利上げ後の動きが心配ですが、UAEとのスワップ協定もあり大幅な下落の可能性は低くなってきましたね。

エルドアン大統領が騒がない限りレンジ相場で動いていきそうな雰囲気になっています。この辺で今月の定期買いをやっていこうと思っています。