今週の政策金利発表は利上げの可能性が薄くある

先週はドルを中心に為替相場が動意づいていましたね。それ程大きな動きってわけではないのですが、ここ最近の動きの中では結構動いた印象を受けます。新興国通貨も円に対しては強気に動き上昇しましたね。トルコリラに関しては相変わらずほとんど動かない状況で、何かしらの大きな材料がでない限りは今の動きで落ち着くと思っています。

冬季オリンピックに連日興奮しているトル猫です(;^ω^)夏季オリンピックも凄いですがウィンタースポーツもスピード感や高さなどがあってとても素晴らしいですね。沖縄なのでウィンタースポーツは全くやったことが無いのですがカーリングを1試合まるまる見てしまう程夢中になってしまいました。やっぱりスポーツっていいですよねｗもうちょっとしたら選抜高校野球もある楽しみが尽きませんｗ

では今週もポジやスワップを確認していきましょう。先週はこちらです

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インフレ悪化による生活物資の高騰で各地でデモが起きているトルコが心配になってきましたね。通常は利上げによってインフレを抑制していくのがセオリーですが、逆の利下げを行っているため国民間でもいよいよ不満が爆発してきたようです。

利上げへの微かな希望
ポジション
スワップ
最後に

トルコリラ成長記録159

2022/2月9日～2月15日

利上げへの微かな希望

インフレに不満を露わにしてきたトルコ国民に納得してもらうには、利上げしかないのでは！？っという雰囲気が出て来ているようです。

電気代やガス代といった生活に欠かせない物の物価がかなり値上がりしているようで、今まで押さえつけられていたトルコ国民は動き出しました。エルドアン大統領が作った法律で（政権批判）をしたら逮捕って法がトルコにはあるんです。

この法律によってSNSは自由を規制され、ジャーナリストが多く逮捕されています。

だからトルコではデモなどが起こりにくいとされているんです。

その中で起こった今回の抗議デモは、エルドアン大統領の（利下げでインフレ抑制）って考えを変えるかもしれません。SNSに投稿されていた抗議デモの様子を見ましたが、かなりの人数が参加しており、今にも暴動に繋がりそうな感じがしました。

これはヤバいと察知したのか速攻でトルコ政府は電気代の削減に向け検討会を開くと報道を出しました。

もともとインフレは悪化していくと予測されていましたが、この予測を上回るペースでインフレが悪化しており来年の選挙に向けていよいよエルドアン陣営に暗雲が立ち込めてきましたね。海外の報道ではエルドアン大統領は確実に負けるっと報道されるなどして国内外の注目を集めています。

先週クローズ直前に発表された格付けでもトルコは格下げされており、この件について煽ってきそうな雰囲気になってきましたね。

今週は2/17に政策金利発表も控えており、急な方針転換（インフレ改善への利上げ）もあり得ると言われています。国民は今の方向性が悪いとして抗議しているため、状況的にも利上げの可能性は否定出来なくなっています。強引に今までのやり方を貫くか、国民の機嫌を取りに行くかで、相当揉めていそうですねｗ

ポジション

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ランド円

堅調推移を続けていたランド円も少し落ち着きましたね。ロシアがウクライナ侵攻間近との報道が流れると売りが目立ちました。ドル買い、円買いって感じの相場になってきましたから、直近での動きでは新興国通貨は厳しい局面に入りそうですね。

状況的に読めない展開になりそうなのでしばらくは様子見が続きそうです。

メキシコペソ円

こちらもランド同様で、有事に備えての動きになりそうです。ってか平和の祭典オリンピック期間中になんてことしてくるのでしょうか！？国際的に期間中はこんな事はご法度のはずでは！？

もし有事になればドル主導の相場展開になると思うので、今は新興国通貨を触らない方が無難かもしれませんね。

トルコリラ円

政策金利発表を控えているのであまり動きがありませんね。トルコは介入を否定していますが、チャート的にこれだけヨコヨコ展開が続くのはほぼ確実に介入している感じです。ウクライナ情勢が緊張感を高めていますが、エルドアン大統領のロシア説得は失敗なんでしょうか！？今こそ存在感をアピールしてトルコの株を爆上げ的な、ストーリーを期待していたんだけどなぁ・・・

先週で少量の買い増しをしましたので、またしばらくは耐える時期です。政策金利でどう動くかわかりませんが大きく下落した場合は落ち着いた所で買い増しを検討しています。