アメリカの大統領選が近づくにつれてトルコリラが暴落するシナリオを警戒しておかなければいけない時期になりましたね。先週はこの件について書いてみました。
またしてもバイデン候補がトルコの政権交代を望むとの発言し、トルコに投資している投資家は緊張感を持ち始めているのではないでしょうか。
季節もすっかり秋になり、そろそろ冬服の準備をしないとなっと思っているトル猫です(;´∀`)では今週もポジション状況やスワップの成長を見ていきます。
トルコリラ成長記録89
2020/10月7日~10月13日
アメリカの警告を無視するトルコ
またしてもS400問題がぶり返す事態となっていますね。もう勘弁してくれ…(;´∀`)
先週の報道でトルコがS400の運用テストを開始するとなり、トルコリラが売られる展開になりました。
アメリカ側はこのテスト運用の件について否定的で、テストをせず黒海沿岸に配備しているS400をアンカラに戻すように促しました。トルコはこの警告とも取れるアメリカからの要望を無視し、テストを行うとしています。
小規模なテストならアメリカ側からの声は収まりそうですが、もし大規模テストとなれば相当な怒りを買いそうですね。ただでさえ大統領選挙でピリピリしている空気感であるため頼みのトランプ大統領も擁護は難しい状態です。
先週も書いたように、バイデン氏はトルコに厳しい姿勢を示しており当選を果たしたら確実にトルコに制裁が下されることになると思っています。正直今の時期にトルコが挑発的な行動に出る事はマイナスでしかないのでエルドアン政権が何を考えているのか理解に苦しみますね。
これからますますトルコを取り巻く環境は混乱してくると思うので、警戒しながら相場を見ていきたいと思います。
ポジション
ランド円
新興国通貨はトランプ大統領の感染報道から持ち直し、上値を伸ばしてきましたね。ランド円も下落が始まった時は、上昇するのに時間がかかると思っていましたが思いのほか買いが集まっていますね。下値が堅い印象なので年末までは、もしかすると7円台の回復もあるかもしれませんね。
メキシコペソ円
こちらはポジションを利確する事が出来ました。
結果的にもう少し待てば良かったと思いましたが、狙いの10PIPS程取れたので上出来です。
先週の取引クローズにかけても5円台を回復し、上昇が続いていますね。
クロス円は結構強気に動いていると見ているので、再度下落があった場合は積極的に買っていこうと思います。
中国人民元円
こちらも利確が近づいて来ましたね。もうちょいでスワップを含めた損益で相殺出来そうなラインまで迫って来ました。出来ればスワップ分の含みを持たせたまま利確出来る水準まで粘りたいと思います。
気になる点と言えば、オーストラリアとの貿易関連での関係悪化、そして台湾のアメリカからの武器購入の件になりますね。
トルコリラ円
下落進行中ですね(;´∀`)
対ドル・ユーロ・円すべてにおいてリラ安です。状況的に下落が止まるのは難しそうですね。円が売られる展開でそれ程、下落幅は大きくなっていませんが相場が円高に動いた時に一気に急落しそうな動きをしています。
スワップ
前回 89493円
今回 90038円
+545円
トレードの利益
+1120円
累計のスワップが9万円に到達しました。8万円台が長かったこと…(;´∀`)
7月初旬に8万円に到達してから約3ヶ月!
1万円増やすのに3ヶ月かかるのは苦しいですね。その間に含み損は1万円以上拡大していますし(;´∀`)こりゃ大変だ。
トルコリラ円のスワップが20円を割って来ています。これからはさらに厳しい展開が続きそうです。
もう少しトレードを増やしていきたいと思います。
最後に
金融市場の目線はアメリカ大統領選挙に向かっており、どの候補をアメリカ国民が選択するかに全集中ですね。トルコはトランプ政権の継続を望んでいると考えていますが、私個人はバイデン氏が当選しても面白い展開になるのではないかと思っています。
一旦トルコあり方を見直し、政権交代が行われれば長期的には良い結果になるのかなと思い始めました。途中トルコリラで焼かれる事になるかもしれませんが、トルコがいい方向に行くならいいのかな!とりあえずは選挙に全集中!
読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/
次の回