最安値を更新してからのトルコリラ円は15円台を回復するなど、ある程度の反発が見られますね。トルコリラ下落防止のため輸入品に関税をかけたり、エルドアン大統領が自ら外国からのトルコリラ売り勢に対して発言するなど通貨防衛に必死のトルコですね。
非常事態宣言が限定的に解除された沖縄ですが、私の働く職場への影響は大きくいまだに閑古鳥が鳴いている状況です。しかし為替相場はボラティリティが安定してきているのではないかと次のポイントを探しているトル猫です(;^ω^)
メイントレードでは自分の取ったポジションが思っている方向に動くため、別の意味で怖い相場状況となっています。トルコリラの方も自分が動いて欲しい方向に動けば最高の展開なんですけどね(;´∀`)
前回の記事ではスワップ協定や反発からの急落を警戒していました。
スワップ協定では拒否された国もあるようでまだ楽観視出来る状況ではないですが、対ドルである程度の節目を付けたため上手くいきそうな感じがしますね。では今回もポジションやスワップを確認していきます。
トルコリラ成長記録68
2020/5月13日~5月19日
トルコリラ円15円台に回復
下落ムードが続いていたトルコリラに歯止めがかかりましたね。対ドルでも明確にヒゲを付けて一旦トルコリラ売りが小休止と言った状態でしょうか。
明確に7.000を割り込み連日トルコリラが買われているのがわかります。
売買比率などを見ても売りの勢いが鈍ってきた感があります。さすがに悪材料の連発が落ち着いたのと、トルコによる一時的にメガバンクでの取引中止が功を奏したのでしょうか。手段を選ばず強硬姿勢が売りにブレーキをかけたんですかね。
それから格付け会社の一部でもトルコは資金難を克服できる可能性があるとポジティブな見方も出てきていて、思っていたよりは堅調に推移しそうな感じが出て来ました。
ただ、私は最安値付近からは一時的に脱却したけどもトルコリラに対しての売りの圧力は再開するのではないかと思っています。売りを狙っている側からしたら押し目のようなタイミングですからネガティブなニュースが出てきたりしたら、売り再開の展開も来るかもしれません。
とりあえず資金的な余裕は確保しておきたいですね。
5月の政策金利発表は今後を左右する
下落が落ち着いてきて次の方向が気になる展開ですけど、やっぱり5月の政策金利発表が直近のトルコリラ相場を左右しそうですね。
多くの予想として、再び利下げが予想されていますがサプライズを想定しているアナリストもいるようです。
今現在トルコリラの価格の下落は深刻で予断を許さない状況のためトルコ中銀はこれまで連続で引き下げて来た金利を一旦据え置いて様子を見るのではないかとの見方をする人もいました。原油価格は31ドルを超える上昇したにしろ歴史的に見てもまだ安い水準をキープしているため原油を輸入に頼っているトルコの景気回復に追い風になるのではないかとの見解です。
確かに売り込みが続いていたトルコリラも金利の据え置きがあった場合一定の資金が流れてくる事はトルコにとって大きなプラスになりますからね。
経済対策を優先して利下げを行うのか、通貨防衛を見越した据え置きを行うかで方向感が出て来そうですね。
5月トルコ中銀の政策金利発表の日時は
5月21日 20:00
となっています。動きが出ると思うので警戒はしておきたいですね。
※5月21日結果が出ましたので追記しておきます。
8.75%⇒8.25%
0.5%の引き下げ
ポジション
ランド円
最安値更新後、方向感が無くレンジ相場をうろついているランド円ですが、そろそろ本格的に動いて来そうな雰囲気です。週明け月曜日からクロス円が上昇を見せているので多少は円に対して強めに動いていますね。
このまま6円台を回復して欲しいところです。
メキシコペソ円
メキシコも先日の政策金利発表で金利を引き下げてきましたね。ただ売りの圧力が若干鈍って来たことを考慮すると上向きな動きが来そうな感じですね。しばらく当口座ではポジションの動きが無いためこの水準でメキシコペソ円を買い増ししたいんですけど、トルコリラ下落で含み損が拡大しているためポジポジ病発動中ですね(;´∀`)
メキシコペソ円は保有から1年を経過したポジションが出来ましたので参考にしてください。
思いのほか結果が良かったため、為替益を狙って強気に買っていきたい心境です。
中国人民元円
トランプ大統領による中国批判が過熱しているようですね。これに対して中国も嫌悪感を示してきていますので、外交的にも経済的にも一波乱起きそうな状態です。
今後米中貿易摩擦のような動きが起きると思っていますので、強気で攻めるタイミングが重要になって来そうです。
トルコリラ円
14円台を記録してから売り圧力が弱まり始めていますね。しかし現状は多くの売りが解消された見方が多く、買いに繋がってはいないとの意見も多くあります。私もただ売りポジションが減っただけで本格的な下落が来るのではないかと警戒しています。何度もこのパターンを経験してきましたからね・・・もし私の予想が外れて勢いある上昇が続いても含み損が減るだけなので静観しておくのが無難かなと思っています。ただこれ以上下落したら買える資金を確保しておく準備はしておきたいですね。トルコリラはここが正念場だと思っています。頑張れよトルコ!
スワップ
前回 75933円
今回 76632円
+699円
世界的な金利の引き下げでスワップ投資は苦しい時期になってきましたね。
新型コロナが流行し始めた時は『来年には普通の風邪になる』と言われていた事を鵜呑みにしていたし『マスクに防御力は無い』などの言葉を信じていました。状況が進むにつれて楽観視していた自分は先を読む力が欠けていたんだと反省しますね。
今は、ただ早い景気の回復を祈るだけです。
最後に
トルコリラが最安値から反発を見せているため、含み損は最悪時からは大分マシになりましたが、依然として円高方向に進んだポジションが悲鳴をあげています。
数ヶ月は入金の金額を増加させる予定ではいますが、年内に今のポジションが利益を出すことは難しいんじゃないかと思っています。長丁場を覚悟した上で新規のポジションをどこで狙っていくか考えておかないといけませんね。焦らずやっていきます。
読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/
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