トル猫 FX

FXを勉強しながらデイトレやスワップをやっています!投資初心者向けの記事を書いていて、なるべく分かりやすい言葉と、シンプルにスマホでも見やすい!を目標に作っています!トレード実践をやっていて皆さんの参考にしてもらえるように頑張ります!将来的には40代でのセミリタイアを目標にしています!

トルコリラ円に続き対ドルでも最安値更新か 米中の対立に警戒

円相場では最安値更新を続けているトルコリラですが、ドルトルコリラも史上最安値を更新するのは時間の問題かもしれません。流動性の低い連休中にトルコリラ安の圧力の高まり、通貨不安からの投げ売りが来ないか心配なトル猫です(; ・`д・´)

前回の記事で不安視していたトルコのインフレレポートですが、見通しは良好のようで安心しました。 

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トルコインフレ予測

2020年末 7.4%(前回8.2%)

2021年末 5.4%(前回5.4%)

結果としてはインフレの改善が予測され現在のトルコ中銀政策金利8.75%を下回る見通しで実質金利でのマイナスが改善される予測です。本当にこの結果になれば、少しはトルコリラに資金が移って来そうな雰囲気が出て来ますね。期待して保有を続けたいと思います。

トルコリラ成長記録66

2020/4月29日~5月5日

 

現在のトルコリラ円は最安値を更新しながらも何とか15円台をキープしている状況です。ドル円での動きがあまり無いため、円相場での動きは緩やかですが対ドル・ユーロに関してはかなりヤバい状況になっています。今回はその辺を少し見ていきましょう。ポジション状況などは後半で書いていきます。

ドルトルコリラも史上最安値更新間近

これまでドルトルコリラ7.000を節目として攻防戦が続いていましたが、5月相場に入ってこれを突破された展開になりました。7.0付近では一週間近く防衛していましたが、やはりトルコ中銀の介入には限界があるようです。外貨準備高の大幅な減少と新型コロナによる疫学的リスクの高まりからかなりドル高トルコリラ安の展開に押されて来ています。日足チャートで確認してください。

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ドルトルコリラ日足チャート

 節目であった7.000を上抜けたため次の目標をして迫ってくるのが2018/8月に付けた安値水準の更新です。チャートを見る限りでもドル高トルコリラ安のトレンドは継続しそうなので一旦足踏みした後からの暴落には注意しておきたいですね。週足チャートでは上抜けしていないように見えますが、この時期のスプレッド拡大が大きかった事とトルコリラでの売買停止があったためチャートが上手く形成されていません。

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ドルトルコリラ週足チャート

大半の証券会社の最安値レートでは7.2100付近で提供されていましたので、直近の水準では最安値にアタックが予想されます。

これからの懸念材料として考えているのが最安値を更新した後の抵抗がどこになるのか、円相場で節目となっている15円台を下回った場合再び買いが集まるのかなど不安的な要素しかありません。実質金利でマイナスになっているトルコリラに投資するメリットが少ない地合いにあるためこれから更に厳しい展開になっていきそうですね。

 

コロナ問題での米中の対立に警戒

通貨危機であるトルコリラに追い打ちを掛けそうな材料が浮上してきました。一連の新型コロナによる賠償や責任を巡ってアメリカが動き出している件です。

 

アメリカの主張としては『中国が意図的にウイルスを拡散させた』として制裁の検討に入っているようです。もしこの問題が本当ならば仕方ない事だと思いますが、あまりにも当てつけのような気がしてなりません。

 

トランプ大統領としては今年の選挙に向けて(どこかに責任を擦り付けたい)雰囲気が出ていて、経済の好調で維持出来ていた支持率の回復を狙いたい意図が感じ取れます。世界各国がアメリカサイドに舵取りをして来たら世界VS中国の構図が完成します。そうなってしまえば米中貿易摩擦の比ではないほどの混乱が起きるのではないでしょうか。

 

戦争も起きるかもしれません。ただでさえ世界経済が減速する中で新興国は多大なるダメージを受ける事は間違いありません。有事の際は何といてもドルに資金が集まるので更に通貨安が進行します。

 

世界的に中国に依存していた経済マップが徐々にシフトしていく分には良いと思いますが、5Gや貿易の覇権争いに新型コロナ問題が利用されるのはモロに被害を受けている私達にとっては(これ以上は勘弁してくれ)という気持ちになります。

 

新型コロナという未知の敵と戦う人類として手を取り合う事は出来ないのでしょうか・・アフターコロナで世界が協力して立ち上がる構図を夢見ていたのは私だけだったのかな・・・(;´∀`)

とりあえず米中関連の報道には警戒していきたいと考えています。

 

ポジション 

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ポジション

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口座残高

ランド円

一旦は6円台に復帰したランド円は再び売りに押され5.6円付近で底堅い動きを見せていますね。ドル円が下落した際に下落すると思っていましたが、悪材料が出尽くした感がありますね。経済的に結び付きが強い中国が経済活動の再開を始めたため下落は落ち着きを見せそうですね。ただ上でも書いたように米中摩擦が激化した場合は再び最安値を目指す展開になるかもしれないので警戒したいですね。

 

メキシコペソ円

原油先物価格が大幅に上昇したためメキシコペソは上昇する事が出来ましたね。気になるのは新型コロナでの感染が増加傾向であること!世界的にピークアウトの流れの中、メキシコは対策が上手く行ってないようです。メキシコの終息が遅くなればアメリカの経済活動の再開を遅らせえる事になるので何とか協力体制を強化してもらいたいですね。

個人的には今のメキシコペソ円の水準でいくつかポジションを積立したい狙いがありますが、もうちょっと様子を見てから決めたいと考えています。

 

中国人民元円

サポートのラインであった15円を割り込む展開になりましたね。やはりアメリカとの雲行きが怪しくなってきたからでしょうか。上昇する展開になるとしたら秋頃になるのではないかと思います。もしこのまま下落が続くようであれば3円幅でのナンピンをしてく考えです。

 

トルコリラ円

ドルでは最安値付近、円では最安値更新とかなり軟調に推移しています。この状況が続くとすれば、トルコはIMFからの支援や政策金利の利上げなどで乗り切るしか道はないように感じます。ただ頑なにIMFからの支援は受けないとのスタンスなので現状は期待出来ません。利上げに関しても2018/8月からの緊急利上げ以降、急速に利下げしているので国内企業にとってもダメージが大きく現実的な解決にはなりません。微かな希望としてスワップ協定がありますが・・・期待はしない方がいいかもしれません。

 

スワップ

前回 75519円

今回 75581円

 

+62円

大型連休という事で事前にスワップを貰っているため今週はかなり少ない結果ですね。それにしてもスワップの減少が凄いですね(;´Д`)この状態がいつまで続くのか不安になって来ました。トルコショック時は2週間ほどで落ち着いたのですが、もう1ヶ月近く今の状態が続いています。これはもしかすると数ヶ月は状況は変わらないかもしれませんね。まだマイナススワップになっていないだけマシですが、これからは為替差益でのトレードが中心になっていきそうです。

とりあえず生き残る事を重点に資金の管理ですね。

 

最後に

5月に入りましたが、ミスを犯しました。

連休前に入金したつもりが口座に反映される時間を考慮していなかったため、連休明けの入金になってしまいました。あれだけ証券会社さんがメールなどで告知していたのに・・・なんたる失態!(;'∀')

これで連休明けに強制ロスカットになってしまったら目も当てられません。

ヤバい・・・トルコリラ粘ってくれ~(;'∀')

 

読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/

 

次の回

 

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