遂に恐れていたロシアによるウクライナ侵攻が起きてしまいましたね。新聞などで掲載された写真などを見ましたが、一般人にも被害が出ておりとても悲しい気持ちになります。私の住む沖縄では戦争について学ぶ機会が多く、あれほどクソな事は無いと心に刻まれています。いかなる理由があろうとも一般人に被害が出た時点でクソです。
先週からチムワサワサ(悪い胸騒ぎ)が何故か付きまとっているトル猫です。他国の事ではあるのですが戦争の遺恨を強く残している沖縄人としてはどこか他人事ではいけないって気持ちがあるんですよね。実際には何も出来ない立場にあることは重々承知しておりますが…なんかね…
ちと暗い気持ちですが、今週もポジやスワップを確認していきます。先週はこちらです
現在の為替相場は円買いが起こったり、ドル買いが起こったり、また売りに押されたりと状況が非常に難しい局面にありますね。貴金属も急騰しており、安全な資産に資金が流れているのがわかります。ホントにどうなってしまうのでしょうかね…
トルコリラ成長記録161
2022/2月23日~3月1日
ウクライナ侵攻停戦協議で落ち着くか
世界各国がロシアに対して発動した強烈な制裁【SWIFTからのロシアを排除】は今後金融市場にどのような影響を及ぼすのか不安材料の一つとなりますね。
皆さん既にご存知だとは思いますがSWIFTと言うのは国際的な為替取引ができなくなりし、これから排除されるという事は輸出入が出来なくなるという事です。
経済制裁の中では最強とされる制裁です。トルコもアメリカなどから制裁を受けていますけどこの制裁に比べるとカワイイ感じに思います。
ロシアはこの厳しい制裁を喰らう覚悟で軍事行動を取ったという事らしいですが、完全に国際社会から孤立する決断ですね。
しかし、このロシアの締め出しは私達にとっても諸刃の剣で資源国であるロシアと取引してはいけないとなると欧州を始めエネルギー関連の問題が大きくなります。特に欧州はガスの供給をロシアに依存しているため金融市場にかなり大きな影響が出るのは間違いありませんね。
この諸刃の剣を使ってでもロシアを許さないと決めた国際社会はこれからどうなっていくのでしょうか。しかし、個人的な考えはこの措置に賛成です。日本の報道を見るとウクライナ寄りの見方になってしまいますが、ロシアでも国民間では反対運動をする勢力がかなりあるようです。悪いのは指導者であってロシア国民もその被害者なんだと思います。この経済制裁で徐々に政権が弱っていき体制の交換が近いうちに起こるのでは!?っと思っています。
そして希望的な停戦協議の一回目はあまり進展がないようですが、回数を重ねればお互いの合意点が見えてくるのではないかと思っています。市場クローズ時にSWIFT排除の発表がありクロス円は下窓を開けてスタートしましたが、協議が行われるという事で全戻しの状態になりました。協議が開催される事が市場に早期解決の光が見えていますので、これからは少し落ち着いた相場に戻っていくかもしれませんね。それを期待しましょう。
ポジション
ランド円
ウクライナ侵攻が始まるといつも通り売られた新興国通貨ですが、先週のクローズにかけて徐々に買い戻され、侵攻前の水準まで値を戻していますね。と言うか底堅いチャートになり上昇を後押ししそうな感じになっていますね。ポジは減らしていたので個人的にはあまり変化はありませんが、新興国通貨が底堅い動きになるのはちと嬉しい展開ではありますね。ランドは悪材料が少ないのでジリ高の展開になるかもしれませんね。
メキシコペソ円
ペソも売りの展開から買戻しの動きが戻ってきていますね。ほとんど対円でしかチャートを確認していませんが、ドルに対してもそんなに弱くない印象を受けます。
製造業関連がもっと復旧してこれば、ペソにも資金が回って来そうなので買い時な気はしますが、少しここは様子を見ていこうと思っています。ウクライナ関連でも相場急変動もあり得るので展開を見ながらって感じです。
トルコリラ円
地政学リスクで一旦8円台を割り込む展開になりましたが、円売りが始まった時には値を戻しましたね。介入からの上昇なのかクロス円の影響なのか見えない部分ではありますけど、他の通貨と同じような動きだったためリラ単体ではあまり心配しないで良いのかなっと思っています。とりあえずはしばらくはウクライナ情勢が相場を支配しそうですね。
スワップ
前回 172873円
今回 174003円
+1130円
トルコリラのスワップはまだ20円台をキープしていますね。ポジが増やせず資金の増減があまりありませんが粘っていきます。3月に入り入金をしました。定期購入はまだせず中旬ごろに0.1枚程度を買う予定です。今は全く相場が安定していない状態だと思うので慎重にいきます。
最後に
ウクライナ侵攻ですが、NATOは少し微妙な立ち位置にあるようですね。ウクライナはNATOに加盟したいが、加盟していなかったため直接的な軍事介入は難しいらしいです。第3国が直接的な介入をすると世界大戦になるし、核を使うとプーチン大統領は言っているらしくアメリカとしても難しい局面です。最悪の結果にならないように停戦協議がうまく進むことを願いながら相場をみていきます。
読んでくれた人ありがとうございました!
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