あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。
さぁ新年が始まりましたね。今年のトルコリラは明るい年になって欲しいと毎年思っているトル猫です(;^ω^)トルコリラの取引を始めてからは新年の想いは変わりませんね。いつになったらこの想いは届くのかw
では、新年一発目のポジションやスワップを見ていきましょう。前回はこちらです
年末も不安定な動きは変わりませんでしたね。市場参加者が少ない時にこのような動きになるのは少し恐怖感がありますねwまぁ新興国通貨はこんな感じの動きが多い点を考えるとリスクは高い事が改めて認識できますね。
トルコリラ成長記録153
2021/12月29日~2022/1月4日
2022年のトルコリラはどうなる
2021年を振り返ってみるとトルコリラは激動の年になりましたね。個人的には2019年がトルコリラにとっては下落に終止符を打つと思っていましたが、2年後に6円台を記録するなどして下落への加速はいまだに止まる気配がありません。
21年も12月で最安値からの急上昇でトルコリラは上昇基調になったのかと思いましたが、21年初から見てみると40%以上の下落w今は一桁台に君臨していますからね。
そして21年の最後に発表された新たな政策ですが、個人的には結構懐疑的な見方をしています。預金補てん策や最低賃金を50%引き上げるなど、かなり財政面や民間企業にとっては厳しい状況なんじゃないのかなって思っています。
基本的にインフれの改善が見られないのとどうやってインフレを改善していくのかハッキリとした具体策が見えないのが心配の種です。
エルドアン大統領からは『私に利上げは期待しないで欲しい』って発言もしていますし、イスラム金融に対してのこだわりがあるので現在の世界金融から考えてトルコに資金が流入してくる事が想像しにくいんですよね。
現在のトルコリラの価値は売られ過ぎているから買い時だ!って声が聞こえますがこの意見は数年前から言われていて、現在は対円で言うと一桁台にまで来ました。
通貨の下落もそうですがトルコ経済にとってはやはりこのインフレが心配ですよね。先日発表があった消費者物価指数が36%を超える状況になり国民が悲鳴を上げています。こういった状況になったのは通貨下落の影響が濃いのではないかと個人的には考えています。今のトルコは圧倒的な負のサイクルにいるのでこのインフレ改善に向けた措置が急務となるわけです。しかし、独特の見解をもつエルドアン大統領が君臨する限り状況が改善に向かって行くのは厳しいのではないかと思っています。
来年トルコは大統領選挙を控えていますからそこでの政権交代を期待するしかないかもしれません。今年トルコリラが粘ってくれれば来年のワンチャン来るかもっとは思っています。何とか去年記録した最安値を更新しない事を願いましょう。
ポジション
ランド円
年初から株式市場がリスクオンになったことによって新興国通貨が買われ始めていますね。ランドも見た感じ上昇しそうな雰囲気になっています。本格的に円売り方向に相場が動いてこればまた8円台を回復する動きになるかもしれませんね。
メキシコペソ円
こちらも底堅い動きが続いています。ジリジリと買いが集まっている感じになっていますね。1ヶ月近くトレード出来ない状況が続いているため焦って買いにいく必要はないのかなって思っています。なんか調整的な動きで一時的に下落する場面があれば狙っていきます。
トルコリラ円
2桁台を回復していたトルコリラですがまた8円台に押し戻されていますね。やはりまだトルコの奇策に懐疑的な見方が強いせいなのか上昇に繋がるような動きが見られません。また下落したら少し買われる動きがあるためトルコ中銀の介入で現在の水準を保てているって印象があります。介入がどこで力尽きるのか心配なので安易に買えない感じですね。少し慎重に見ていきます。
スワップ
前回 160507円
今回 162064円
+1557円
トルコリラの水準が不安定の中、思っているよりスワップは減少していませんね。そして1月に入ったので定期入金の1万円を入れました。定期購入は現在少し迷っています。また6円に接近するかもしれませんから1月中旬くらいまでは様子見したいと思います。
この間に何かプラス材料が出てくれればいいんですけど。
最後に
新しい年となり今年もトルコリラと向き合って過ごす日々がスタートしました。去年はボロクソにやられましたので2022年は挽回の年になってもらいたいですね。個人的な目標は(いつも通りコツコツと耐える)って感じですかね。耐えて耐えて次回の選挙にかけてみようと思います。読んでくれた人ありがとうございました!
皆さんにとって良い一年になりますように!
次の回