10月が終わり11月に突入しましたね。10月のトルコリラが騒がしい展開になり11月も継続してこの動きが続くのかと思うと、安心の正月を迎えられるか心配になってきたトル猫です(;´∀｀)毎年何かしらの暴落があるトルコリラは夏場の暴落が多い事が有名でしたが、今年は秋口にこのような結果になってしまいましたね。この下落トレンドはいつになれば転換期を迎えるのでしょうかｗ
では、今週のポジやスワップを確認していきます。先週はこちら
相変わらずトルコリラは売り優勢での動きが続いていますね。年末にかけてこの動きが加速しない事を祈るだけって感じになりそうです。
トルコリラ成長記録144
2021/10月27日～11月2日
下落の勢いは変わらず
週末にかけて行われたトルコ中銀総裁のカブジュオール氏の報道陣に向けて行った会談の内容が分かってきましたね。この会談でトルコリラの動きがどうなったかと言うと、ほぼ無反応で、若干売りが収まった程度でした。
金利についての発言では（中期のインフレ目標に達成するまでタイトにする）と発言しており10月の利下げが2％だったことを考えると、それが最大幅なのかなと個人的には思いました。
状況的な事を考えると、今のところトルコリラの下落を抑える材料というのが見当たりませんね。10月の政策金利発表でトルコ中銀がエルドアン大統領の圧力に屈した事が結果を見れば分かりますし、カブジュオール総裁の発言などから見ても忖度している状況は一目瞭然です。相場もトルコリラを相手にしていない動きになっていて、流動性の観点からもリスクが高まっていると思います。
少しの希望と言えば、バイデン大統領とエルドアン大統領の会談が実現した事でアメリカ製戦闘機やS400の兵器関連でお互いの譲歩範囲が見え始めるかにかかっていると思います。会談内容については報道が曖昧でハッキリした事は出て来ていませんが、この問題については水面下で話は進んでいると思いたいですね。上手くいったからといってトルコリラの上昇には繋がるか微妙ですが、少なくとも下落の勢いは弱まっていくと思います。
当面の見通しとしては、トルコリラ安は継続し年末まで11円台を守れるかで今後のリラ売りのボリュームが変わってくるかと思っています。
いずれにしても危険な状態がしばらくの間続くので、大きな調整などで乱高下相場にならない事を願います。
ポジション
ランド円
クロス円の下落によりランド円の下落が進みましたね。前回保有していた水準まで来たのでポジションを分けて2枚買い増ししました。
チャートを見た感じではランド円は底堅い印象がありますので、これから下落が進んだら買い増ししていこうと思います。間隔は10PIPS程度を考えていて、全体的なリスクオフ相場で円高方向に動かないなら強気でいきます。
メキシコペソ円
こちらも買い増ししようと思ったのですが、メキシコペソ円はポジを結構保有していますので見送りました。トルコリラの動きが読めないので資金に余裕を持っていたい考えですね。保有ポジもスワップの力ですぐにマイナスになる事はないので、通貨を分散して利益を取れればいいと思っています。
トルコリラ円
対ドルでは最安値付近での動きが続いています。上にも書いているようにトルコリラ上昇の材料が見当たりません。下落のたびに買い増し予定なので今はポジを貯め込むタイミングなのかなと思っています。11月の定期購入は来週あたりまで待ちたいと思います。
最安値更新のタイミングで購入した分があるので、一旦様子見です。
スワップ
前回 147216円
今回 148794円は
+1578円
11月に入ったので1万円の定期入金を済ませました。下落が進んだので含み損がまた拡大しましたねｗ スワップも減って来てるし、苦しくなるのはほぼ決定です。
トルコの体制が変わるまでは現状より良くなると思っていないので、耐えるしかないですね。上昇してから買っていけば良いのですが、トルコリラの動きを体感するためと思いながらゆっくりやっていきます。数年後良い結果が待っていればいいんですけどねｗ
最後に
最安値を更新していくタイミングで無謀にも買っていくのは悪手で（落ちているナイフは掴むな）っと投資での格言があります。それと全く逆の事をやっているのでこの先、生き残れるのか心配ですがとりあえず自分なりのやり方でやっていきます。
読んでくれた人ありがとうございました！
