今月の政策金利発表が終わりトルコリラの動きが落ち着いたような雰囲気になっていますね。一方で円相場の方では少し動きが見られた先週となりました。動いた時間帯が週末のクローズにかけてという事で、今週はその流れを引き継ぐのかを注視していきたいと思います。
夏の甲子園が始まり高校球児の熱戦が繰り広げられていますね。全力で白球を追いかける姿に涙腺崩壊しているトル猫です(;^ω^)マジで最近涙腺が緩くなっております。年を取ったらそうなると言われていますが、まだ30代ですし...早い気が...笑
でも、一生懸命に何かに取り組む姿勢は何でも感動してしまいますよね。
では、今週もポジの確認などしていきます。先週はこちらです
政策金利発表は今後のトルコリラの動きを左右する点で注目の指標でありますが、そこまでの動きは出なかった印象で安心しています。
トルコリラ成長記録133
8月11日~8月17日
金利は据え置き、気になるアフガン
先週のビックイベント政策金利発表は市場の予想通り据え置きとなりましたね。この発表でややトルコリラは買われる結果となりましたが、それほど大きな動きとはなりませんでしたね。
8月の発表ではエルドアン大統領に忖度し、利下げがあり得るのでは!?との見方もありましたが、とりあえずは据え置きという事で市場には安心感が広まったのかもしれません。声明でも直近では変わったことは無く、エルドアン大統領が猛威を振るうまでは大丈夫そうな感じですね。
7月から懸念していた格付け会社の評価も据え置きで、トルコリラが目立って暴落する8月のイメージは今年は無いかもしれませんね。
金利面などは安定感が出て来そうな展開になっていますが、またしても気になる事が浮上してきています。
トルコにとって直接的な関係性は微妙なラインになりますが、地政学リスクとして警戒しておいた方が良さそうなのが、アフガニスタンで問題になっているタリバン勢力です。アメリカ軍が撤退するタイミングで武装勢力が制圧する場面が増えて来ているようですね。アメリカ軍の撤退したあと、トルコ軍が抑制力として様子を見るという流れになっていますので、このアフガン紛争にトルコも干渉する可能性が出て来ています。
現にトルコは、アフガン政府とタリバン勢力との話し合いの場を設けようと動いているようで、何かしらの影響はあるかもしれません。
もちろんアメリカ側も絡んでくる事項なので、トルコ・アメリカの関係で状況を見ていた方が良いかもしれません。
ポジション
ランド円
週末にかけて下落し始めましたが、結構下落しましたね。7.40付近を狙い目として買い増し予定でしたので少し下で買えました。円高方向に動きがあるので、様子を見ながら追加でポジを持っていきます。
メキシコペソ円
ドルの利上げ観測が早まったとして、これから上昇するのは少し厳しい展開になるかもしれませんね。どの新興国通貨もそうですが、リスクの高い通貨より安定しているドルを持ちたいですからね...株式等がリスクオンの状況になれば一段上げそうな感じしますが、下落したところを拾っていった方が良いかもしれません。
現在保有している枚数の整理も考えながら様子見ていきます。
トルコリラ円
政策金利発表が終わったので材料待ちの展開になりそうです。状況として上昇に繋がるこれといった材料がないため、動くとすればニュース関連になりそうです。上に書いたようにアフガニスタンでの動きを注視して警戒しないといけないかもです。
あとは『金利下げろ』と圧力をかけていたエルドアン大統領が、トルコ中銀にどのような対応をしてくるかが注目です。
ドル円
さて、主要通貨の保有を開始しましたよ!
先週のクローズ前に買いました。スワップは期待出来ないのでトレードで利益を出したい考えです。利確は状況に応じてやっていくので、微益でも回数を重視していきます。
下落しても損切りは考えておらず、利益が出るまで待つ感じです。機械損失は大きくなりますが、ゆっくりやっていきます。
スワップ
前回 130625円
今回 132092円
+1467円
それ程変化はありません。週間で言えば7月より100円増えている感じですね。
年末にかけてトレードは増やしていき、口座残高を増やしていく予定ですが上手くいけばの話であって逆をいく事が多いため、慎重さを忘れず、焦らずやっていきます。
最後に
穏やかな動きになりそうな新興国通貨ですが、流動性が無くなっていくタイミングでネガティブな材料が来そうですね。アフガニスタンの状況も気になりますし、トルコ夏の暴落の危機は去っていません。警戒しながら買い場を探していきます。
次の回