13円台を回復していたトルコリラ円ですが、やはり来ましたね。エルドアン大統領が金利について口を開きました。国として通貨を防衛する考えがあるのか疑問が出て来る程、トルコリラの上昇を食い止めてきます。ここまで来るともう意地のような感じがしますねw
オリンピックが終わりパラリンピックが開幕しますが、私の住む沖縄では合宿をしている選手が多くいるのとパラに出場する県勢がいます。まだまだ熱気を帯びるスポーツですが、これから始まる二年ぶりの甲子園。各校の紹介を見たりしますが、それだけで涙腺崩壊のトル猫です笑
では今週もスワップやポジを見ていきます!先週はこちら
調子よく上昇していたトルコリラが冒頭で書いたようにエルドアン大統領の発言で下落し始めています。正念場となる今月の政策金利発表はどうなるのでしょうか…
トルコリラ成長記録132
2021/8月4日~8月10日
正念場となる政策金利
13円台に上っていたリラを調子よくへし折ってきたエルドアン選手ですが、やはりトルコの山場は例年通り8月になるかもしれませんね。
先週発表があったインフレ率ですが、予想を超える段階になってしまったためトルコ中銀のカブジュオール総裁は『インフレを考えると利上げ』的な発言で市場が反応し、13円を回復しました。しかし、その後エルドアン大統領が警告のようにインフレ悪化は高金利のためだと、上昇を打ち消しました。
実質金利を見てみると、ギリギリでプラス圏なのですが通貨防衛を考えた場合利上げせざるを得ない判断のようですね。
ここで気になって来るのが今月の金利発表ですよね。市場的にはカブジュオール総裁がエルドアン大統領の圧力に屈せず利上げに踏み切るのか、まだ実質金利がギリでプラスなので据え置きと様子を見るのかですね。
据え置きになればエルドアン大統領の圧力に屈したのではないかと市場は見そうなのが怖いところですね。政策金利発表は8/12に予定されていますので、それまで動きは鈍い物になりそうです。
トルコ国内の状況としては大規模な山火事に見舞われており、政府の対応に不満が出ている様子です。この件が速やかに解決すればいいのですが、デモなどが起きて国内が混乱した場合、トルコリラのリスクがグッと高まるため警戒しておいた方がよさそうです。
ポジション
ランド円
先週のランドは急落を見せました。財務大臣が辞任した事による反応ですが混乱が長引かなければいいですね。買いの狙いとしては以前の7.40付近を考えています。アメリカの雇用統計でドルが強い流れが来ているので、少し下落が続くかもしれませんね。
メキシコペソ円
ペソも雇用統計以降すこし弱い傾向が出て来ましたね。やはり絶対的なドルの存在が強い感じします。新興国にとっては厳しい流れになるかもしれませんね。今のところ買いは考えていないので様子見ですね。
トルコリラ円
前回買ったポジが早速含み損になっています笑
いつ暴落が来てもいいように余裕を持っていますが、ホント8月は怖いです。
今週は政策金利もあり、下落したら買い増しする予定ではいますが数量を気にしながらやらないと一気にやられます。気を付けねば
スワップ
前回 129143円
今回 132625円
+1482円
ちょっとだけスワップが減少しているので、買い増し分が伸びて来ませんね。現状維持してくれればいいのですが、40円を切るのは勘弁して欲しい所です。
トレードの方の回数を増やして補っていくつもりでいますが、失敗して含み損になるリスクの方が高そうな気がしていますw
最後に
口座残高が50万を超えて主要通貨を触る予定でいますが、なかなか手が出せませんね。
資金に応じて少しずつトレードも変化させていかないといけないので、ここから私も正念場です。
次の回