FOMCでの警戒されていた相場の動きにはならず、トルコリラは堅調に推移を続けていますね。一方でランドやメキシコペソはドル買いの影響で下落基調になりましたね。他の新興国通貨は買われてトルコリラは下落ってパターンが多かったのですが、少しずつリラの動きが変わってきているのかなと思っています。
緊急事態宣言の影響で2月に入っても実感が無く、なんとなくの日々を過ごしているトル猫です(;^ω^)このままではいけないと思いつつも心の倦怠感と言いますか、連休明けの(明日から仕事か…)的な感覚が多くなっているなと感じます。
コロナ禍でもストレスは感じていないと思っていた私ですが、知らないうちに疲れが溜まっているのでしょうか。パーッと飲みに行ってカラオケでも行きたい気分です笑
しかし、ここはグッと我慢!もう少しの我慢なので気をそらしながら乗り切ろうと思います。
さて前回は圧力に屈しないトルコ中銀について書きました。
警戒感は依然として残っていますが、トルコリラは力強い動きが続いていますね。
トルコリラ成長記録105
2021/1月27日~2月2日
上昇が続くトルコリラ
先週に続いてトルコ中銀についてなのですが、1月の末に発表されたインフレレポートについても上昇を後押しするような動きを見せました。
トルコリラの日足チャートでこの形はかなり久しぶりに感じます笑
さて、上昇を後押ししたアーバル総裁の発言内容は
『金融引き締めは断固として継続』
『20年末のインフレは予想より上昇した』
『生産者物価指数の上昇圧力は今後も継続するだろう』
『政府債務が対GDP比で改善したことは金融政策の支持となる』
『緩和策を検討するのは時期尚早』
『引き締め策はインフレ目標5%が達成されるまで継続されるだろう』
このような発言をし、何としてもインフレ抑制すると改めて強調する事になりました。
エルドアン大統領は利上げに否定的な発言をしましたが、アーバル総裁が何度も何度も強調するので市場は利下げ圧には屈しないだろうとトルコリラ買いの反応をまたしても見せる結果となっていますね。
しかもインフレ目標5%を達成もしくはそれに近づくまでは、緩和策を検討する段階ではないと発言したことから今の水準の金利政策があと数年は続く示唆をしました。
エルドアン大統領も物価上昇で高まる国民の不満を何とかしようと食材を高値で売る事を禁止したり罰金を科そうとしています。余計に民衆を煽りそうですけど、トルコ国内の不満感にも注目していた方が良いかもしれませんね。
このインフレを抑制するため頑張っているアーバル総裁ですが歴代のトルコ中銀総裁としてチェティンカヤ氏と近い存在感を出しているので、かなり期待が高まります。ただあまりにもエルドアン政権に反する事をすると…
更迭という手段が政権にはあるわけで、政権側と経済側とのやり取りにはかなりの手腕が必要だと考えています。この記事の時には一気に市場が失望し、売りに売られる展開になっていきました。
さすがにエルドアン大統領も民衆主義のバイデン政権を警戒しているはずなので、今までの独裁的な行動は控えると思いますが利下げに対しての発言や不満が頻繁に出て来るようだと注意はしておいた方が良いかもしれませんね。バイデン政権は独裁的な政権に口を出してくる事は確実視されていますのでこれまで以上に、アメリカとトルコの関係性には警戒が必要そうです。
最近のトルコはIMFからも良い評価を貰っており(現状が続けば)トルコリラの上昇にも期待出来ると大手の金融グループから(良いかも程度)で支持されています。
今のような動きが続くのかこれからの世界経済の復興にかかっていると思いますが、しばらくはこの上昇基調が続いて欲しいですね。
ポジション
ランド円
7円台へ瞬間的に上昇を見せていますが7円台を安定推移するのは感じがしますね。変異種の問題が大きな影響を出しているのではないかと市場は混乱していますが、長い目で見たらジリジリと上昇を続けるのではないかと思っています。変異種へのワクチン有効率もこれからランドが動く材料になってくると思っているので、そこらへんには注意が必要かもしれませんね。新規で買ったポジションは欲を出してもう少し上で利確するつもりで、下がれば買い増しを続けていきます。
メキシコペソ円
医療従事者へのワクチン接種が開始され上昇を見せると思っていましたが、週末には5.10を割り込む下落を見せました。完全に読みがハズレてしまい、買い増しをするポイントまで来たのにチキンになってしまいました笑
しかし、バイデン政権へ移行し関係改善が期待されている分、今の水準が買い時なのかなと迷い始めています。5.20付近での動きが続けば、もう少し上値を目指していきそうなんですけどアメリカに輸出している消毒用アルコールに問題もあったらしいので、そこも心配の種になりそうです。どうしよう…
中国人民元円
ジリジリと上昇が続いていますね。個人的な予想では一旦大きな下げがありそうだと思っていたのに嬉しい展開になっています。円安方向に動きが出たらワンチャン利確の可能性が出て来ました。これからの動きに期待ですね。
トルコリラ円
月末からの買いが継続していますね。昨年の9月に付けた高値を上抜けする動きになっていて久しぶりに上昇に期待出来そうな展開です。ただドル円などの動きで助けられている印象でクロス円の下落が来たら一気に下落しそうな雰囲気もあります。トルコリラを単体で見ると、リラ買いの勢いはまだありそうなんですけどもうちょっと先で7.0あたりで攻防戦がありそうですね。
売りに売られまくった結果の反発に終わらない事を祈りながらジリジリ上昇に期待したいです。スコーンと7.0を突破するならまだ対円での上昇は続きそうですね。
頑張るんだトルコリラ笑
スワップ
前回 103184円
今回 104456円
+1272円
2月に入ったので1万円入金です。含み損も10万円以上あったことを考えると、少し気が楽になります。これもトルコリラ円が上昇を続けてくれているおかげです笑
しかし、過熱気味の株式市場が(節分天井、彼岸底)を見せてくると、堅調に動いている新興国通貨はまた一気に売られる展開になりそうな感じがします。
今まで上昇を続けているため調整的な売りも気になりますし、油断は出来ない状況ですね。
最後に
このところ仮想通貨のリップルや銀価格の乱高下が目立ちますね。ゲームストップ株を皮切りに個人投資家のヘッジファンドへの挑戦とされていますがチャートを見ているだけで怖くなりますね笑
ただ…銀では美味しい思いが出来ました笑 リップルに関してはスプレッドがかなり開いていたため利確をためらってしまい利益を出す事は出来ませんでした涙
乱高下する相場ってホントに怖いです。トルコリラや新興国通貨でこんな感じになったら一気に強制ロスカットになってしまうのでゾッとします。
乱高下でラッキーパンチをかますのもありですけど、自分には合わないと感じましたね。コツコツと実力を付けられるように頑張ってきます。
読んでくれた人ありがとうございました!次回もよろしくお願いします(^^)/
次の回