2021年あけましておめでとうございます！
正月休みでたるみ切った体に鞭打ち、新年一発目の仕事を全力でダラダラしたトル猫です(;^ω^) いやぁ～キツかった笑 ものすごく怠い笑
明日から切り替えていかないと思いつつも正月気分が抜けない。
さて、2020年も終わり2021年のトルコリラはどうなっていくのでしょうか。去年は終盤にかけて大きく上昇する事になりましたが、この勢いはどこまで続いてくれるんでしょうね。12月のブログまとめで2020年の動きをおさらいしていこうと思います。
ちなみに11月まとめはこちら
後半では年間で獲得できたスワップも確認しておきたいと思います。
ブログまとめ2020
12月1日～2021/1月4日（また撮影忘れてしまった涙）
2020年トルコリラの動き
では、2020年のトルコリラはどのように動いて来たのかを簡単に確認していきたいと思います。年間でどのような動きになったのかを後から確認出来たら便利ですからね。個人的な記録として残しておけばアノマリー的な動きも見えて来るかもしれません。
1月
アメリカがイランの司令官を殺害した事で緊張が高まりトルコリラ円でも大きな下落に繋がりました。この頃トルコはS400関連でアメリカとの溝を深めており、中東情勢が最悪でしたね。政策金利発表が毎月に変更になったのも1月からでしたね。この時期はトルコ中銀の利下げラッシュで価格が下落し、中銀による介入が多かった時でもありました。新型コロナの影響でパニック相場となりダウも大暴落を記録しました。
価格帯は19円台～18円台で推移していました。
2月
感染に対するパニックとダウ暴落の影響から強烈なドル買いが起こりました。利下げやシリアでの軍事行動でリスクが大きかったトルコリラは対ドルで節目とされる6.0をブレイクされ急落しました。この頃はトルコ中銀の外貨準備高が足りなくなる不安からトルコリラはかなり売られていました。
18円台を割り込む展開になりましたね。下落の勢いが加速した月でもありました。
3月
新型コロナの影響が出始め株・為替相場がかなり動いた月になりました。株式市場は乱高下相場となりサーキットブレーカーが連日発動！ドル高・円高がかなり進みましたね。アメリカが利下げを行った事で世界中で利下げラッシュになった時期でもありますね。原油も大暴落を記録し世界中で規制が始まった時期でしたね。
トルコリラも大暴落し、フラッシュクラッシュ以来の下落を記録しています。
このころトルコはシリアから難民問題でEUとかなり揉めました。一時は国境を開放するなどして大バッシングを世界からあびる事となりました。
4月
トルコでも感染が爆発的に増え、トルコリラ円も16円を割り込みました。この時はもうIMFの支援無しではトルコは崩壊すると言われていました。現在も危機的状況ですが緊張感が凄かったのを覚えています。IMFの支援は受けないと報道が入るとトルコリラは一気に下落しました。最安値更新ラッシュはここから始まります。
それから原油先物が史上初のマイナス価格を記録しました。
意味が分からなかったですが貯蔵タンクが限界を超え（金を払うから原油を持ってってくれ）状態だったみたいです。多分二度と経験する事はないでしょうね。
5月
トルコリラ円がかろうじて15円台をキープしていた初旬に日本でも緊急事態宣言が延長される事が決まり、雰囲気的にもブルーな日々が続いていましたね。
対ドルでも史上最高値付近に近づきトルコリラはどこまで下落が続くのかがネットでは話題になりました。
アメリカと中国は責任問題で揉めるし、世界は緊張感に包まれていましたね。スワップでは獲得出来る額がかなり減っていき、トルコリラ離れが加速した月になりました。
6月
一部の証券会社ではトルコリラ買いのスワップがマイナスになるなどかなり混乱していた事が印象的です。個人的には給付金の10万円貰えて嬉しかったですが、スワップがマイナスになる事にかなり恐怖していました。
トルコでは実質金利のマイナスが深刻な状況になり、外貨準備高不足が市場を不安にさせていましたね。
最安値付近からは一時的に上昇を見せる展開になった月でした。この頃はあんなに下落が進むなんて思ってなかったです笑
7月
インフレが悪化しているにも関わらずトルコは利下げを行っていたため、格付け会社から警告を受ける事態となりました。夏と言えばトルコリラの暴落季節でしたのでこの時の緊張感はやばかったです。
それから宗教的なリスクも過熱した時期でした。トルコにある有名な建造物のアヤソフィアをイスラム教のモスクにするとエルドアン大統領が発表した事で、世界中から大バッシング！宗教戦争が起こるのではないかと心配されました。宗教色を強めるエルドアン政権に市場は失望した時期でした。
8月
やはり2020年の8月もトルコリラは下落しました。史上最高値を更新し（え？どこまで下落するの！？）って感じでしたね。
2020年5月に付けた14.590を突破し、まさに真空状態。ジリジリと下落していく様に恐怖しました。ここから下落は続いていきます。対ドルでも7.3をブレイクするなどかなり危険な状態が続きました。
トルコ中銀は調達コストを1000％以上にしトルコリラ売りを阻止しようとしていましたが、ほとんど失敗に終わりました。
アメリカと中国の関係も悪化し、相場が混乱していましたね。安倍首相も辞任した時期でもありました。個人的にこの時期が一番緊張していた記憶があります。
9月
トルコリラ安が加速していきます。キプロス近海の探査などでトルコは再び制裁の標的になっていきます。この頃には対ドルで最安値を更新しかなり売られる展開になっていきました。対ユーロではEUとの関係悪化から（え？）ってぐらいに売られます。
対円では14円台での攻防が続きましたが虚しく下落していきました。テクニカル的にもファンダ面でも売りのシグナルが全力点灯でしたね。
サプライズ利上げを行った月でしたが、勢いは続かずただただ下落していきました。
10月
アメリカの大統領選挙が近くなり、緊張が高まっていきましたね。この頃トルコはアメリカの警告を無視しS400の試運転をやっちゃいました。この時期から制裁を巡って世界中でトルコが注目を浴びました。
政策金利発表で利上げを期待されていたのに据え置いた事でスッと最安値を更新していきましたね。インフレ率にもねつ造疑惑が浮上し市場は大失望といった感じでした。笑
遂にここで12円台に突入です。この時はマジで10円を割り込むと思っていました。
11月
アメリカの大統領選挙が始まり市場は一気に緊張感が高まりました。
この頃のトルコリラ円は12.3円付近で推移し12円割れが見える展開になっていましたね。当時の財務相のアルバイラク氏がこれ以上介入はしない！と発言した事で対ドルでは8.5を一気にブレイクする程トルコリラ安が進みました。
その後トルコ中銀総裁のウイサル氏の更迭、アルバイラク氏の辞任がポジティブ材料と捉えられ少しだけ反発を見せる展開になりましたね。
12月
要人の辞任・更迭が功を奏し、下落からの反発が見られる月になりましたね。
エルドアン大統領も利上げを事実上容認しトルコリラにとっては転機となりました。
政策金利発表を起点に14円を回復するなど、今までに無い動きになっています。
懸念されていたEUから制裁は緩いものとなり、アメリカとも上手くやれば関係を改善出来る可能性が十分に出て来ました。
2020年のトルコリラの動きを簡単に振り返ってみましたが、もの凄い下落の一年でした。まだ下落は終わったとは思っていませんが、11月からの流れを2021年でも継続出来ればトルコリラの転換期になるのかなと感じました。2021年もこの動きが続いて欲しいですね。
スワップまとめ
では、12月に獲得出来たスワップを確認していきます。
12月1日～2021/1月4日（また撮影忘れてしまった涙）
また撮影日を忘れてしまい日にちがズレてしましました笑
スワップは1日くらいのズレになります。
11月 95649円
12月 100236円
12月の獲得スワップ
+4587円
トレードによる利益はありませんでした。
スワップの先月比は+1173円になってます。ポジションを増やしたのとスワップが回復しているので助かります。惜しくも5千円には届きませんでしたが、累計の獲得で10万円を超える事ができました。
また今回のまとめで2020年で獲得出来たスワップが確認出来ますのでどの位かみたいと思います。
2020年1月 60961円
2020年12月 100236円
2020年の1月～12月のトルコリラ成長記録でのスワップ獲得
+39275円
年間ではこれだけのスワップを獲得する事が出来ました。ちょっと少ないかな(^-^;
2021年はこれを上回る結果を出したいと思っています。
最後に
12月のまとめで2020年のトルコリラの動きを簡単に振り返ってみましたが、やっぱりトルコリラの下落ってすごいですね笑
2020年は色々な意味で激動の一年になりましたが、今年こそはやりたい事とかたくさんの友人にあったり旅行に行きたいですね。
これからもコツコツとスワップ投資を続けていきますのでよろしくお願いします。
読んでくれた人ありがとうございました。
