トルコ中銀が市場予想を大きく裏切る2.5%の利下げを行いました。3回連続の利下げとなりましたね。大幅な利下げに踏み切った背景としてはインフレが改善傾向であることとアメリカがトルコに課していた制裁の一部解除が大きな要因だと思われます。
利下げ幅が2%を超えると暴落るのではないかと懸念されていましたがシリア問題が落ち着きを見せている事で相場の緊張感が和らいだのだと考えています。
私が予想していた展開とまったく違う結果になりましたがトルコリラにそれほど影響が無かったことを考えるとポジティブに捉えることが出来ました。
政策金利発表後の声明でもトルコ経済はポジティブな方向に進んでいるとの内容だったのでトルコリラの今後を占う意味でも年末にかけての動きに注目ですね！
さて、今回もトルコリラのスワップ成長を見ていきますよ！こちらは前回です。
「何でもやる！」の名言を残して8年間の任期を終えるドラギ総裁を尊敬しているトル猫です！目標に掲げていた数値のクリアは任期中には難しいと言っていましたが、多くのユーロ圏問題に対応してきた功績は素晴らしいと思っています！
トルコリラ成長記録
10月23日～10月29日
ポジション
ランド円
上昇が続いていますね！ポジションも含み益になりいつでも利確が可能です！今月に入って結構な値動きをしています。含み益の時は余裕がありますが、この動きが自分の持っているポジションと反対方向に動き出すことを考えると上昇基調の時ポジションを多くすることをためらってしまいます！資金が豊富ならいいと思うのですが、私の資金状態では焦りは禁物ですね！
メキシコペソ円
こちらも同様でもう少しでプラス圏です。チャートを見てみても波に乗っている感じですね。6円付近での利確と5.40円付近での追加を検討しています。どちらに動いても問題ないですね！(^^)dやっぱりメキシコペソは安定感があります。ランド円を利確してからメキシコペソの比重を多くしていく予定です。
中国人民元
元ちゃんも米中関連のニュースが良い方向に向かっているという事でこちらも若干の上昇ですね！そろそろ含み損も解消されそうなので指値注文を入れようか検討しています。しかし長い間ポジションを見守っていると愛着が湧いてくるもので利確せずに持っておこうか迷ってきました笑 証拠金も安いので持っててもそれほど影響は出ないと思うからです。まだまだ含み益には遠いので直前で考えるとします(;´∀｀)
トルコリラ円
一時はシリアの問題でどうなるかと思いましたが、底堅い動きを継続していますね！ポジションの方は月初から増やしていませんが今の動きが継続するようなら強気の買いを入れてもいいかもしれません。ただ節目の19円台に突入すると売りが入って来るのでイケイケの展開ではないのかもしれません。19円台をキープできる状況になればポジションを積立たいと思います！まだまだ安心は出来ませんよ！
スワップ
前回 51342円
今回 52561円
+1219円
前回1300円台だったのに対してまたしてもスワップが減少していますね(;´Д｀)ポジションの積立は順調ですがスワップの減少で相殺を喰らっている状況です。今回は休日も含まれているので次回は多いかもしれません！今まで70円をキープしていたトルコリラ円ですが現在60円台のスワップになっています！100円以上スワップが貰えたころが懐かしく感じます。このまま減少傾向が続くのかな・・・そうなると入金額を増やしてポジションの積立を多くしていく事を検討しないといけないですね！ただ企画的にも毎月1万円の入金でトルコリラの積立でどこまでやれるのかにブレが出て来てしまうので出来れば入金額は増やしたくないんですけどね( ;∀;)まぁ一周年までは1万円の入金でやっていきます！
20円台が見えてきた
直近でトルコリラの上値を押さえつけていたシリア問題の落ち着きとトルコ中銀の大幅な利下げをこなしたことで、トルコの悪材料が減ってきている展開が続いています！この大きな問題が収束に向かっていることでトルコリラは上昇することが出来ていますね！
トルコがシリアのクルド人を攻撃したことで心配されていた国際テロ組織のIS（イスラム国）が再び勢いを取り戻し世界を脅かすのではないかと言われていました。しかしこれもアメリカ側が先手を打ったようで最高指導者を暗殺したと報道されました。
この報道を受けクロス円は上昇しています。トルコリラも反応を見せました！
トランプ大統領的にはシリア問題で批判されていたことも解決できたと来年の大統領選挙に向けてアピール出来たのではないでしょうか。エルドアン大統領もこの成果にとても満足しているようで、シリアからのアメリカ軍の撤退からバグダディまで一連の流れが水面下で決まっていたような印象を受けます。
トルコとアメリカはこのシリアの問題から大きく関係が改善してきているのではないかと思っています。
簡単な流れを説明してみると
シリア国境の安全地帯で揉めて⇒いきなりの米軍撤退⇒トルコのシリア侵攻⇒停戦合意⇒停戦と引き換えに制裁解除⇒バグダディ⇒トランプ大統領満足でトルコもおいしい
かねてからトランプ大統領はS400問題でエルドアン大統領に気遣い制裁を渋るなどトルコに対して甘い部分がありました。それはトルコが地理的に非常に重要な場所にあるからだと思います。トルコとの関係がこれ以上悪化すると対ロシアに影響が大きくなっていくためトルコをアメリカ側にガッツリ取り入れていく方向にシフトしたのではないでしょうか！経済的にもアメリカ側についていく方が将来性がありますからね！
こうなってこればトルコリラの未来は明るい展開が見えてきますね！このままアメリカと距離を縮めていけばトルコリラは上昇トレンドに入るのではないかと予想しています！すこしポジティブな方向に考え過ぎかもしれませんが、年末にかけてこの動きを維持出来れば20円台も見えてくるのではないでしょうか！(; ･`д･´)
最後に
悪材料が出尽くし感がありポジションを増やしたいですが警戒は怠らないようにしたいと思います！トルコですからまたすぐにネガティブサプライズがあるかもしれませんからね！トルコ中銀の政策金利発表も終わりましたので、しばらくの間は値動きが落ち着きそうですが指標関連の動きには注意していきたいです。特段材料が無くなると指標で反応しやすくなりますので油断大敵です！
すこし今後のトルコへの不安が解消されました。年末にかけて市場がどのような動きを見せるのか楽しみです。
読んでくれた人ありがとうございました。次回もよろしくお願いします(^^)/
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