急激な為替の値動きに、ついついチャートを見てしまういつになく弱気な、トル猫です！(;^ω^)
激動のトルコ地方選挙が終わりましたね！トルコリラが暴落するのではないかと、選挙結果が気になり過ぎて月曜日はいつもより早起きしました！笑
しかし、特に目立った動きもなくとりあえず安心しました！(;^ω^)
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それでわ本題に入ります！
トルコリラ成長記録8
2019/3月27日～4月2日
ポジション状況やスワップ積立の結果を書いて行きます。
前回はこちらです
ポジション
ポジションと口座チェック行きます！
先週の凄いスプレッドに耐えられたのか・・・|дﾟ)
前回は評価損益合計で含み損を抱えていましたが、クロス円が堅調に推移したためプラテンすることが出来ていますね。何とか上昇トレンドに繋がって欲しいところです。
スワップ
前回 12735円
今回 13932円
+1197円
ん？！
また1000円台のプラスですね！(; ･`д･´)
地味にチビちゃん達が育ってきています！
ランド円もいい感じですね～(*´з`)
ランド円は1万通貨で1日10円前後のスワップですが、保有日数が増えて来ると地味に結果が出て来ますね。今後はメキシコペソ円などに目を付けているので、一つの通貨に集中投資と言うよりは分散してポジションを増やしていきたいですね。
まだ資金が少ないので入金額と含み益から追加するか判断していきます。
先週のからの流れ
いやぁ～先週は肝を冷やしましたね！(; ･`д･´)
最近トルコリラの動きと言えば・・・
じり下落➡暴落➡通貨防衛➡地方選挙
この流れで来ていたので、4月1日の月曜日はとても不安でした！(;´∀｀)
あの悪夢再来かと思いましたが、落ち着いた週明けになりましたね！
しかし、
動きが緩やかになったからっと言って安心は出来ません！
私が心配している点は、通貨防衛で上がった
翌日物スワップレート
この翌日物スワップレートとは、簡単に説明すると
トルコリラに付くスワップの事です！
通貨防衛前は22％これも他の通貨に比べるとかなり高い水準です。ある意味異次元的な領域と言ってもいいでしょう。この翌日物スワップレートが高ければ、ある程度自国の通貨を保有して貰えますが、弊害ももちろん存在します。
かなり高い翌日物スワップレートでしたが、トルコはぶっ飛んだ引き上げを行いました。
22％➡330％（選挙前の下落を止めるため）
これにより一時的にリラは上がりました！
レートが上がったからトルコリラを保有すればいいと言うのは検討違いで、相場の恐怖感を煽ってしまいます。
あまりにも翌日物スワップレートを引き上げたため、これに不安を抱いた海外投資家はトルコリラを空売りしました！トルコが異常なほど引き上げを実行したため、トルコが資金難で財政面で持たないだろうと判断されたのです。
そして
投資家VSトルコ
の対戦カードが成立したのです。
更にトルコリラを売りたい投資家は、トルコリラを獲得するためにトルコ株を売り始め・・・株価大暴落！そして獲得されたトルコリラは再度売りに回される。
どうしても通貨防衛したいトルコ側は、更に翌日物スワップレートを引き上げ・・・
330％➡1200％
オーマイガー！
アイドンノーです・・・こんなぶっ飛んだ翌日物スワップレートを見たことがありません。ハイパーインフレに陥って完全に経済が崩壊した国のようです。
この報道を見た私は
『トルコリラ終わった・・・』っと思いました！デフォルト寸前ですやん
1200％と言う壮絶なスワップレートだと現実的に投資家は、さすがにトルコリラを空売り出来ません！理由としては単純で
もの凄いマイナススワップがつくからです！
そしてトルコ国内銀行は
トルコ政府から（エルドアン大統領かな）トルコリラのスワップ取引に応じないよう圧力がかけられました！（あくまで噂）
これにより、トルコリラの流動性が著しく低下してスプレットが大きく広がりました！ポジションを持った瞬間大きなマイナスは誰でも嫌ですよね！そして一時的にトルコリラ売りは減速を見せました。
翌日物スワップレートが上がったら
スワップたくさんもらえるんじゃないの！？
最高じゃん！買いじゃん！
っと思ったあなた！ちょっと正解です！
だがしかし、落とし穴は確実に存在します。一見してトルコリラスワップを狙っている投資家からしたら美味しいかもしれませんが、翌日物スワップレートを引き上げると言うのは諸刃の剣で自分の身がかなり危険にさらされます。
この高金利・・・一体誰が負担するのでしょう！？
そうです！もちろんトルコです！
国には外貨準備と言うものが存在します！
ここからトルコが金利差分を負担していきます！
果たして
いつまで耐えられるのでしょうか！？
さすがにどこかのタイミングで下げなければなりません
このタイミングで海外ファンドが再び売りを仕掛けて来たら・・・
またしても大暴落が起きるかもしれません！
と言うか、狙われるのは確実です。
勘弁してくださいよ・・・
過去この方法の通貨防衛を行った国は、大体失敗しています！
一時的に通貨下落に歯止めがかかりますが、確実に外貨準備高は大幅減少しますし、何よりトルコ経済へのダメージが半端ない状態になります。
選挙の不安がMAXだっただけに今回の通貨防衛が、後にどのような影響を見せるのか注視していきたいと思います。
大丈夫なのかトルコ！なぁ！
選挙
そして気になっていたトルコ地方選挙は、エルドアン大統領率いる与党が首都アンカラで敗北しました！
トルコ最大都市のイスタンブールでも敗戦濃厚（まだ開票中）のようです。
遅くない！？(; ･`д･´)不正？
主要都市では敗戦しているようですね！
金融市場は月曜日の動きを見る限り、エルドアン政権より次の政権を期待しているのではないでしょうか！私がそうです！
エルドアン大統領も凄い実績があるんですが・・・近年は、クーデターなどもあり権力に固執する動きが目立ちます！
やはり独裁政権では、経済に限界があるので・・・トルコという国が次のステップに移る時期なのかもしれません！
最後に
選挙が終わり少し安心している自分がいますが、むしろ戦いはこれからと言った方が良いでしょう！戦うと言っても含み損に耐えるしかないのですが、翌日物スワップレートのぶっ飛んだ引き上げなどの不安感が強くなりましたね。
あと、今週は入金します！
ポジションの追加は・・・正直言って今、トルコリラは買いも、売りもどちらもメリットがないと思っています！(;´∀｀)
様子を見守るしかない状態だと思っています。
長々と読んで頂きありがとうございました！
不安定なトルコですが応援していきましょう！
次回も是非お願いします！
